2012年9月18日火曜日

横山大観がいた足立美術館

*出雲大社・天橋立12日ツアー2

 足立美術館といえば、横山大観だ。
 絢爛豪華たる六曲一双の屏風絵。
 2階の大観コーナーに入ると、鮮やかな紅葉が視界に飛び込んでくる。
 そこは真紅の紅葉と群青の水、清冽な世界だった。
――足立美術館の横山大観作品は130点とか。質量ともに屈指の館。四季ごとに作品の衣替えしているそうで、現在は秋の展示中。その目玉といえる「紅葉」を拝したのは幸運であり、眼福にあずかった。



生誕125年・榊原紫峰の特集が展示されていた。

 大観コレクションと双璧をなすのが、日本庭園。米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」で9年連続「庭園日本一」に輝いているとか。

★足立全康(あだち・ぜんこう)
 1899年―1990年。島根県安来の出身。一代で財を築く。1977年(昭和52年)に横山大観の「紅葉」を観て感銘を受け、美術品蒐集に努める。71歳の1970年に足立美術館を設立。
 大阪で開かれた万国博覧会の用地を売却して得た莫大な資金で足立美術館は建てられたそうな。

大阪万博といえば、
 ♪こんにちは こんにちは 世界の国から
なんて、三波春夫が歌っていましたっけ。坂本九、吉永小百合も競作。作詞は島田陽子、作曲は中村八大。岡本太郎作の「太陽の塔」なんてえのもありました。

思えば、1969年の東京オリンピックと1970年の大阪万博は、日本が太平洋戦争の敗戦から復興を遂げ、経済の高度成長を世界に示した出来事でしたな。大学生でした。
 ♪遠き昭和の まぶしい時代
※敬称略
2012913日観覧
美博の館#35

※ランキング参加中。クリックにご協力ください。
</font></span><span style=人気ブログランキング
※こちらもクリックお願いします。

0 件のコメント: