ロンドン、ロンドン、ロンドン――こんなキャバレーのCMがテレビに流れたのは、ひと昔、いやふた昔前のことだろうか。懐かしい。
愉快なロンドン、楽しいロンドン、なんて歌いながら黒い帽子に赤いミニスカの女性が、フレンチカンカンのように足を上げて踊っていましたっけ。あの衣装、バッキンガム宮殿の近衛兵のパクリだよね。
ロンッ ドン ドン! ロンッ ドン ドン! ロン ドン! ロン ドン!
真っ赤な学ランに白いハチマキで五輪を盛り上げるのは民放女子アナ軍団。自社チャンネルの若い順番に左から徳島えりか(日本テレビ)、竹内由恵(テレビ朝日)、出水麻衣(TBS)、大橋未歩(テレビ東京)、本田朋子(フジテレビ)と並んでいる。
いずれもカワユイ。あなたはどちらがタイプ?(どうでもいいっか。失礼しました)。
いよいよロンドン五輪が始まった。ロンドンの五輪開催は3度目。初回は1908年で明治41年のこと。日本はまだ参加してなく、初参加は次の1912年ストックホルムからとか。
映画「007」の主人公ジェイムズ・ボンド役のダニエル・クレイグがエリザベス女王と共演した開会式は小粋な演出だった。
ロンドンならボンドよりシャーロック・ホームズが、古い奴の当方には思い浮かべる。
221b Baker St なんて博物館になっているそうな。アーサー・コナン・ドイル原作。1887年から1927年まで長きにわたり出版された。人気シリーズだったのだよね。
1908年のロンドン五輪開催のころは、ホームズ探偵も晩年なっていた。
ホームズさんはロンドン五輪を観たのだろうか。