*大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」(第37回=千姫の婚礼)
それがし、こたび朝廷より
征夷大将軍を拝命することとあいなりましてございます。
それは、あくまで秀頼様が関白におなりあそばしますまでのこと……。
徳川家康(北大路欣也)が淀(宮沢りえ)の前で驚くべき報告をした。慶長8年(1603年)2月、新年の挨拶に訪れた家康が将軍宣下の知らせに、淀は家康への警戒を強めるのだった。
慶長8年2月12日、家康に後陽成天皇から宣旨が下り、征夷大将軍を拝命した。3月12日に二条城で将軍拝賀の礼を行った。これにより、家康は武家の棟梁となり、名実ともに豊臣氏の上位に就いた。
わたくしは父上と母上のお役に立ちとうございます。
千姫(芦田愛菜)はわずか7歳の身で嫁ぐ娘を不安に思う母の江(上野樹里)に涙を流し告げた。同年7月、千姫は豊臣秀頼と婚礼の儀を行った。
× × ×
第37回「千姫の婚礼」で、歴史的に捉えておくのは、タイトルの千姫と秀頼の結婚と家康の征夷大将軍の宣下でしょうか。
大坂の婚礼の後で、江が産気づき、あっという間に秀忠との第4子誕生しました(笑)。初姫です。京極高次の室・初(水川あさみ)の養女になりましたな。また、江は淀の養女となった娘の完(さだ)とも再会しました。
千姫の芦田愛菜ちゃんは相変わらずの芸達者ぶりでした。淀の幼少時代(茶々)で登場していますが、2度目の出番です。上記の台詞を江に向って涙ながらに吐いた時には、こちらもうるうるしてきましたぞ。
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