*13は知らないので三でご勘弁__
産で死んだが三島のおせん。おせんばかりがおなごじゃないよ。京都は極楽寺坂の門前で、かの有名な小野小町が三日三晩飲まず食わず野垂れ死んだのが三十三。とかく三という数字は縁起が悪い。三々ロッポウで引け目がないという__寅さんお得意の「啖呵売」。
おいちょかぶ=オイチョは八 カブは九、ブタは0。ロッポウは六ですね。三と三で六となると、3枚目のカードを引くか止めるか。思案にくれるなぁ。 × ×
渥美清主演の映画「男はつらいよ 寅次郎恋やつれ」1974年を観る。シリーズ第13作。
監督原作:山田洋次
脚本:山田洋次 朝間義隆
音楽:山本直純
撮影:高羽哲夫
配給:松竹
出演
・渥美清:寅さん(車寅次郎)
・吉永小百合:鈴木歌子(旧姓高見)
・倍賞千恵子:さくら
・高田敏江:絹代
・宮口精二:高見修吉(小説家)
・松村達雄:車竜造(おいちゃん)
・三崎千恵子:車つね(おばちゃん)
・前田吟:諏訪博 /・中村はやと:諏訪満男
・太宰久雄:タコ社長(桂梅太郎)
・笠智衆:御前様
・佐藤蛾次郎:源公
・小夜福子:歌子の姑
・吉田義夫:老紳士
・武智豊子:老婆
・高橋基子:みどり
・泉洋子:マリ
1972年公開の「男はつらいよ 柴又慕情」9作の続編的なストーリー。
ひなびた温泉街の宿で働く寅さんは、夫が蒸発中の人妻絹代と結婚しようと決め、柴又へ帰ってくる。結婚話をまとめようと、さくらとタコ社長と温泉街に引き返したが、絹代から夫が戻ってきたと嬉しそうに告げれ、傷心の「旅に出るのだった。
旅先の津和野で歌子に再会する。父修吉の反対を押し切り結婚したが、陶芸家の夫は病死していた。図書館勤めをしながら婚家で姑らと暮らす歌子はどこか不幸せで寂しげだった……。
吉永小百合は9作「柴又慕情」より薄幸さが漂っている。
父役の宮口精二は不器用だが娘への愛情を感じさせて、さすがだ。
拙ブログ「男はつらいよ」シリーズ
拙ブログ「男はつらいよ」シリーズ
・「男はつらいよ 寅次郎と殿様」19作 1977年 真野響子 嵐寛寿郎 三木のり平
・「男はつらいよ 噂の寅次郎」22作 1978年 大原麗子 志村喬 室田日出男 泉ピン子
・「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花」25作 1980年 浅丘ルリ子 江藤潤 新垣すずこ
・「男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎」27作 1981年 松坂慶子 芦屋雁之助 笑福亭松鶴 大村崑 庄司歌江・花江
・「男はつらいよ 寅次郎紅の花」48作=最終作 1995年 浅丘ルリ子 吉岡秀隆 後藤久美子 夏木マリ
・「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花」25作 1980年 浅丘ルリ子 江藤潤 新垣すずこ
・「男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎」27作 1981年 松坂慶子 芦屋雁之助 笑福亭松鶴 大村崑 庄司歌江・花江
・「男はつらいよ 寅次郎紅の花」48作=最終作 1995年 浅丘ルリ子 吉岡秀隆 後藤久美子 夏木マリ
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2018年9月28日観映 #335
映劇の芸
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