2018年6月14日木曜日

渥美清×松坂慶子「男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎」27作

*これも愛 あれも愛 たぶん愛 きっと愛__
「愛の水中花」は、本作のマドンナ松坂慶子が歌いヒットしました。ドラマのバニーガール姿が注目されましたよね。作詞・五木寛之  作曲・小松原さとし 1979年リリース。
劇中、石切神社の参道で寅さんが啖呵売していたのが「水中花」でした。
山田洋次監督の心憎い演出にニヤリとさせられます。いまは少しふっくらしてておりますが、当時の松坂慶子はスレンダー美人でした(笑)

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渥美清主演の映画「男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎」1981年を観る。シリーズ第27作。
監督:山田洋次
脚本:山田洋次 朝間義隆
原作:山田洋次
音楽:山本直純
撮影:高羽哲夫
美術:出川三男
配給:松竹

出演
・渥美清:寅さん(車寅次郎)
・松坂慶子:浜田ふみ 
・倍賞千恵子:さくら
・下條正巳:おいちゃん(車竜造)
・三崎千恵子:おばちゃん(車つね)
・前田吟:諏訪博
・吉岡秀隆:諏訪満男(シリーズ初登場)
・太宰久雄:たこ社長(桂梅太郎)
・佐藤蛾次郎;源公
・笠智衆:御前様
・芦屋雁之助:喜介(新世界ホテル主人)
・初音礼子:喜介の母
・庄司歌江:ふみの先輩芸者
・庄司花江:ふみの先輩芸者
・大村崑:ふみの弟・英男の上司
・笑福亭松鶴:新世界ホテルの老人
・関敬六:とらやの客
・斉藤洋介:ふみに心を寄せている板前

瀬戸内海の小島で墓参りしている浜田ふみに出遭う。聞けば両親はふみの幼いころに離婚し、育ててくれた祖母の墓だという。大阪で働いているというが、仕事は明らかにしなかった。
しばらくして石切神社で啖呵売していた寅さんは芸者姿のふみに再会する。
ある日、宝山寺に出かけた寅さんとふみ。ふみから20年前に生き別れた英男という弟がいることを知らされると、寅さんは今すぐ会いに行くように勧める。
二人は弟の仕事先にタクシーで向かうが……。

♪別れることはつらいけど 
新世界ホテルの安宿で、酔った芸者ふみ松坂慶子が歌う「星影のワルツ」が寂しげだった。
「うち泣きたい。寅さん泣いてもええ?」と寅さんにすがりつく薄幸のマドンナ、いいなぁ。

芦屋雁之助、大村崑、庄司歌江・花江と出てくると大阪テイストに染まります。
ふみの夫になるのが斉藤洋介なんだよね。リリーの浅丘ルリ子の旦那役も毒蝮三太夫。ともに寿司職人か、これ偶然でしょうか。

啖呵売
やけのやん八 日焼けのなすび 
色は黒くて食いつきたいが
あたしゃ入れ歯で歯が立たない 

拙ブログ「男はつらいよ」シリーズ
「男はつらいよ」1作 1969年 光本幸子 森川信 志村喬
「続・男はつらいよ」2作 1969年 佐藤オリエ 東野英治郎 津坂匡章(現 秋野太作)
「男はつらいよ 純情篇」6作 1971年 若尾文子 森繁久弥 宮本信子
「男はつらいよ 寅次郎忘れな草」11作 1973年 浅丘ルリ子 毒蝮三太夫 利根はるみ  
「男はつらいよ 寅次郎相合い傘」15作 1975年 浅丘ルリ子 船越英二 岩崎加根子 久里千春
「男はつらいよ 寅次郎と殿様」19作 1977年 真野響子 嵐寛寿郎 三木のり平 
「男はつらいよ 噂の寅次郎」22作 1978年 大原麗子 志村喬 室田日出男 泉ピン子
「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花」25作 1980年 浅丘ルリ子 江藤潤 新垣すずこ 
・「男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎」27作 1981年 松坂慶子 芦屋雁之助 笑福亭松鶴 大村崑 庄司歌江・花江 
「男はつらいよ 寅次郎紅の花」48作=最終作 1995年 浅丘ルリ子 吉岡秀隆 後藤久美子 夏木マリ 

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2018年6月11日観映 #322
映劇の芸

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