北森鴻の「蓮丈那智フィールドファイルⅠ凶笑面」(新潮文庫)を読む。
異端の民族学者の蓮丈那智(れんじょう・なち)と助手の内藤三國(ないとう・みくに)がフィールドワーク先で事件に遭遇し、民俗学的考察を加えながら事件を解決する短編ミステリー。「凶笑面」は蓮丈那智シリーズ第1弾。
目次
・鬼封絵(きふうえ)・凶笑面(きょうしょうめん)
・不帰屋(かえらずのや)
・双死神(そうししん)
・邪宗仏(じゃしゅうぶつ)
ヒロイン蓮丈那智が魅力的だ。しゃべり方は男性的だが、学識、推理力が卓越した美人。調査先にもジンとベルモットを持参し、マティーニを嗜む。
作者の北森鴻さんって48歳で亡くなったのですね。恥ずかしながら知りませんでした。生1961年―没2010年。
このところ読者が捗りませんな。
2012年3月23日読了
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