2011年11月15日火曜日

将軍・秀忠の時代に:「江」


大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」(第44回=江戸城騒乱)
誰ひとり傷つけることなく、
泰平の世を築くなど絵空ごとに過ぎぬ。
わたしは何があろうと天下を泰平にしてみせる。
戦のない世を作ってみせる。
秀忠(向井理)は江(上野樹里)に誓った。

1615年。「大坂夏の陣」に勝利し、秀忠は伏見城で武家諸法度を発布した。それは戦でなく法で武家を統制する――乱世が幕を閉じ、泰平の世の幕開けを告げるものだった。
家康(北大路欣也)は元号を慶長から元和に改めた。和をもって元(はじまり)となす。平和の始まりだった。
天下の統治者は家康から将軍・秀忠に代替わりした。

×  ×  ×

 江の平手打ちが福(富田靖子)に炸裂しました。大坂城が陥落し、淀(宮沢りえ)、秀頼(太賀)が自害し、豊臣家は滅亡。戦勝祝いに興じる竹千代や福に、姉の死を悼む江が思わずかっとなって手をあげたのですな。

 それにしても福は強(したた)かです。将軍の跡目争いに首を突っ込み、家康に竹千代をするように直談判、家康から実権が秀忠に移ったことを知り、効果なしとみるや、今度は学者で秀忠に影響力のある林羅山(林康之)を味方に付けようとします。殿中で羅山に故意とぶつかり、酒席に誘い込みます。
 酒を酌み交わす羅山と福、なにやら妖しげなムードでしたぞ(笑)。

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