JR川崎駅前のアートガーデンかわさきで「書陵展」(2010年4月13日~18日)を観る。毎年開催されている地味な書の展覧会ながら、力作揃いだった。
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NHK大河ドラマ「龍馬伝」の題字は『龍』が天に昇るイメージで書かれたとか。書家は紫舟。アートのようだ。
俳優の西村和彦の妻で、書家の國重友美はアルファベットを組み合わせた『英漢字』で知られる。
武田双雲はテレビなどのパフォーマンス書道で知られる。
紫舟、國重、双雲といずれも雑誌などマスコミ登場が多く、人気もあるが、書の専門家のなかには『邪道』『異端』扱いをする人もあるという。
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書と向き合うと『感字ル』ものがある。どのように感じるかは、観る側の主観である。心地よさや癒しを感じられればいいではないか。つまりどう思うかは人それぞれの勝手。また表現は書家の勝手。批判は馴染まない。
書知らずの野暮な草球は思うのだ。
2010年4月15日観覧
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