・冷たい灼熱
・第二の希望
・狂った計算
・友の助言
の5作からなる短編集。主人公の加賀は、年の頃三十なかば、長身でがっしりした体形、彫りの深い顔立ちで、冷静沈着、犯人に対しても優しさや思いやりを忘れない、練馬署捜査一係の刑事として登場する。
「嘘をもうひとつだけ」では、バレー団の事務員が自宅マンションのベランダから転落死する。自殺で処理されようとされるが、刑事がバレー団にやってくる。殺人事件の幕が開く。やってきたのは、もちろん加賀だ。推理とは別に、彼がバレーに興味を持っていることがわかり、面白い。シリーズものは登場人物の性格まで深く知りたくなるから。
犯人は読み出して直にわかる。コロンボさんや古畑任三郎さんのドラマを観る感覚で、加賀恭一郎の理詰な推理が楽しめるのではないでしょうか。
2009年12月16日読了嘘をもうひとつだけ (講談社文庫)
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