2008年10月28日火曜日

芥川文体は端麗だった

「地獄変」など

 
たまには名作も‥‥読書の「口直し」である。芥川龍之介著の「地獄変」(集英社文庫)を読む。
 表題作の「地獄変」など、
・大川の水
・羅生門
・鼻
・芋粥
・地獄変
・蜘蛛の糸
・奉教任の死
・蜜柑
・舞踏会
・秋
・藪の中
・トロッコ
12編が収録されている。難解な言葉・事象には語注が付いていている。

 中学、高校時分に何編かは読んでいる。端麗な文体はさすがだなぁ。北方謙三があとがきを寄せ、「文章修行のために芥川作品を書き写した」と記していたが、うなずける。

 書評は書けない。その能力がない。たまには名作にも触れることにしょうと思う。
 

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