相場英雄の「震える牛」(小学館文庫)を読む。
目次
プロローグ
第一章 継続
第二章 鑑取り
第三章 薄日
第四章 妨害
第五章 魔手
第六章 追跡
第七章 包囲
第八章 破裂
エピローグ
中年刑事の田川のキャラクターが面白い。
粘り強い捜査力に加えて大変なメモ魔。
蛇腹タイプのメモリフィルを愛用し、
聞き込んだ情報を肥後守(小刀)で削った鉛筆で書き込む。
事件の謎が核心に迫るに連れて手帳がふくらむ。
背広の胸が不自然に盛り上がるほどになるのだよね ^_^)。
そして、BSEの問題にまでたどり着く……。
最近有名ホテルや百貨店で偽装表示の問題が騒がれたが、
日本の食の問題に迫る社会性のある警察小説でした。
シロイヌ。
2013年11月23日読了
読書の轍#20
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