*裕次郎さんにバッタリそして関雪桜の由来……
大正・昭和期に活躍した日本画家の橋本関雪の記念館「白沙村荘」は、京都・左京区銀閣寺ほとり、哲学の道に沿うように佇む。
関雪の邸宅跡を記念館にしたもので、1万平方mにおよぶ広大な敷地内にある画室、茶室、石仏などは彼の美意識で配したものといわれる。妻よねの菩提を弔う持仏堂の本尊「地蔵尊立像」は重要文化財に指定されている。
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敷地内に「舞台石」という扁平な円形の石がありました。案内の女性が説明してくれました。この石の上で、清酒・松竹梅のCMを撮ったそうです。あの石原裕次郎さんと宇野重吉さんが出演した懐かしいアレです。
♪飲むこと すなわち よろこび
よろこびの酒 松竹梅
あのCM、宇野さんと裕次郎さんの息が合っていましたな。
哲学の道は銀閣寺から若王子神社まで1.5キロの道程です。春、桜の頃はさぞ美しいんでしょうな(一度も見たことがないけど)。
この桜は「関雪桜」と呼ばれています。
このネーミング、1922年(大正11年)近所に居を構える関雪と妻よねが京都市に苗木を寄贈したことが由来だそうです。画家として大成した関雪が京都への報恩を考えた際、よねが桜を植えてはどうかと発案しました。当時、植えた桜は樹齢が尽きて植え替えられましたが、桜並木の名称は「関雪桜」として残っています。
2011年9月30日観覧
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