2016年2月20日土曜日

腰部脊柱管狭窄症の手術体験記

*直立二足歩行は人類の起源とともにある____。
二本の足で立つことで空いた両手が火や道具を使うようになった。
サルとヒトの決定的な違いがそこにある。通説かな、これって。
最近の歩きはおぼつかない。類人猿みたいだな f^_^;)   ×    ×  










★いいね!ボタン          
ご協力ください。  

</font></span><span style=         
にほんブログ村            
    
</font></span><span style=             
人気ブログランキング            


・腰部脊柱管狭窄症
加齢など様々な原因で骨・関節・椎間板・靭帯などが肥厚し、神経が通る管(脊柱管)が狭くなることにより神経を圧迫し、血行を阻害することにより症状が出る病気です。

2013年秋ごろに初めて脚と太もも裏にしびれを感じました。なおも歩くともつれてきてふらつきます。2014年春に横浜港を臨むK病院で診察をうけ、投薬や注射を試みました。一定の効果はありましたが、2015年11月ごろから10分程度しか歩けない状態となりました。前かがみでやっと歩く姿は『直立二足歩行』とはいえません。不安もリスクもありますが、脊髄の専門医に診てもらい手術を決断しました。

より歩くのを愉しみたいというのが患者である私の希望です。

・手術方法
腰椎後方除圧術 : 椎弓切除術 :
棘突起縦割式椎弓形成術
(きょくとっきじゅうかつついきゅうけいせいじ)
乱暴に言えば、背骨を縦割りにして開き視界を得て、
脊柱管を狭窄している椎弓や靭帯を切除する方法です。

内視鏡手術は入院期間も短く患者のダメージが少なく利点は多いが、手術する外科医の腕の巧拙があります。棘突起縦割式が当たり外れ(変な言い方ですが)が少ない。

さていよいよ手術です。緊張感がみなぎりました。痛みに弱いからね。
・手術時間
12:30   手術室入室
14:50   手術終了

腰椎3番と4番の間と4番と5番の狭窄箇所の脊柱管を拡げました。
傷は約15センチ。

手術は全身麻酔で行われ、終了時間は妻から聞いたものです。術前に執刀医は、手術時間は1時間から1時間半、入室から戻るまで2時間半から3時間と説明していましたが、「予定通り」という術後の談話もうなずけます。

病室ベッドで目覚めたとき妻の笑顔がありました。

手術当夜は痛みがあり、苦しい。寝返りをうつのにも看護師に頼りました。寝る前に鎮静剤の点滴と座薬を入れましたが、深夜に座薬を再度入れてもらうほどです。
翌日、看護師の補助でベッドになんとか座り、理学療法士の指導で10メートルほど歩くことができました。が、痛みはかなりあります。

術後2日目には患部にたまる液を排泄する管(ドレーン)も取れました。
日増しに手術痕も癒え、痛みも軽減しています。
歩くリハビリを毎日行います。

まだ入院中で退院は未定ですが、術後2週間前後が目安だそうです。
同病の方々の参考になればと幸いです。

0 件のコメント: