*上野の西郷さん銅像脇でメンコに興じる戦災孤児の姿__
1947年 それにしても日本は貧しかった。
よくぞ育ててくれたと親に感謝 感謝(シミジミ) × ×
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小津安二郎監督の映画「長屋紳士録」を観る。
脚本:池田忠雄、小津安二郎 / 1947年 /
出 演
・飯田蝶子:おたね
・青木放屁:幸平
・河村惣吉:為吉
・笠智衆:田代
・小沢栄太郎:幸平の父
・吉川満子 / 殿山泰司 /
1947年東京下町。焼け跡に家が建ち始めた。兵隊が戦地から戻ってきた。占い師の田代は親にはぐれた少年幸平を長屋に連れてきた。金物屋を営む一人暮らしのおたねが一晩だけの約束であずかるが、他に面倒をみる余裕のあるものはいない。仕方なく幸平と暮らすはめになった……。
小津の戦後第1作の人情劇。
夫も子もいない一人暮らしの初老の女が、
預かった少年に愛情を注ぐ様を飯田蝶子が演じている。
少年の芸名が青木《放屁》っていうんだよね ^_^)
寝小便をする子。
おねしょ・失禁・おもらし・遺尿・粗相
笠智衆の歌唱というか節回しが見事だ。
のぞきからくりの口上『不如帰』らしい。
♪ 人もうらやむ器量よし その名も片岡浪子嬢
海軍中尉男爵の 川島武男の妻となる
徳富蘆花の小説です。
笠は「お茶漬の味」「彼岸花」でも歌唱シーンがある。
小津は笠の歌を好んだと思う。
「お早よう」で押し売り役の殿山泰司がここでは写真師で出ています。
拙ブログ「小津安二郎」関連
・「お早よう」2015/12/27
・「東京暮色」2015/12/17
・「東京物語」2015/11/28
・「お茶漬の味」2015/09/05
・「秋日和」2015/04/26
・「彼岸花」2015/01/18
・「浮草」2014/11/30
・「秋刀魚の味」2014/07/31
・「麦秋」2014/07/27
・「晩春」2014/07/26
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2015年12月28日観映 #157
映劇の芸
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