横浜東口のそごう美術館で「再興第96回 院展」(2011年12月15日~28日)を観る。再興院展は1914年以来続く日本美術院による日本画公募展。本展では同人作品32点、受賞作品、神奈川県出身・在住作家の入選作品など90点を展示している。
・新雪大和:後藤純男
古都の寺院に新雪が降り積もり、白銀の世界。
来年1月2日から同館で「後藤純男美術館開館15周年記念」展が開かれる。
・晨朝(じんちょう):松村公嗣
・晨朝(じんちょう):松村公嗣
夜明け前。月あかりのあたり一面は静謐な群青の世界。星のように輝くように咲く朝顔。蔓の先にとまるカマキリ。
・向島遠望:小田野尚之
・向島遠望:小田野尚之
尾道の浄土宗の山門越しに尾道水道と対岸の向島が見える。青い海に浮かぶ船。詞書には白昼夢のようだったとありました。
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大震災をモチーフにした作品が散見されました。今年の院展の特徴でしょう。描かねばならぬ想いに駆られた画家が多くいたのでしょうな。
2011年12月17日観覧
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