特捜最前線のシーン
妙に気になることがある。
家庭教師のトライのテレビCMだ。若い時分の二谷英明が登場している。ドラマ「特捜最前線」~特捜最前線 BEST SELECTION BOX VOL.8 [DVD]のシーン。犯人を追い詰め、説得しているのだろうか。トランシーバーを持つ二谷。後ろに大滝秀治が控える。そして二谷が話す。
「夏休みだけ家庭教師をつけたいですか」
「しかも地元のトップ高出身の理数系が得意な女性の家庭教師をお願いします」
もちろん台詞は吹き替え。緊迫な場面に、トライのコマーシャルが流れ、思わず苦笑いさせられる。
特捜最前線はテレビ朝日で1977年から10年間放送され、根強い人気があった刑事ドラマで、二谷英明は主演の特命課長、神代恭介役を演じていた。
なぜ二谷英明の起用なのか。
会社情報を見て分かった。家庭教師のトライを筆頭とするトライグループは、個別指導教室に人材派遣業と事業展開している。全国に36ヶ所の支店・支社を持ち、従業員数は450名、運営スタッフ1,000名。教師登録数48万人(全国累計)、生徒数82万人(2007年10月)とあり、その代表取締役社長は二谷友里恵だった。
そうだ! 友里恵のお父さんは二谷英明だった。郷ひろみと離婚後、トライ創業者と再婚していた。
というわけで、CMから出た疑問が、妙にナットクして氷解したのである。
えっ、そんなこととっくに知っていた?
お呼びでない。こりゃまた失礼しました。
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