事始め記2
残照に秋茜(あきあかね)が舞っていた。虚空の一点を見つめながら、齢70の草野球音が呟(つぶや)いた。
「そろそろ潮時か」
藤沢周平さんの「三屋清左衛門残日録」の「日残りて昏(たそが)るるに未だ遠し」を気取って始めたのが、還暦を迎えた2007年「草野球音備忘録」です。
草野球音(くさの・たまね)は、かつて日刊スポーツ新聞社で少しばかり野球記者を務めていたところから、プロにはなれずレベルは草野球並みの書き手という筆名であります。
あれから10年、古希になりました。かなり昏れて参りました。改題を思い立ちました。
住まいは横浜です。江戸っ子は三代、ハマっ子は三日とか。生まれ育ちは川崎ですが、すでに横浜暮らしが川崎を抜き、在住35超年となります。
「よこはま たそがれ」 であります。
作曲者の平尾昌晃さんも作詞者の山口洋子さんも、
♪あの人は 行って行ってしまった もう帰らない
鬼籍に入りました。
「ハマたそdiary」と改題したいと存じます。
自愛専一(せんいつ)を座右に置き、生き長らえればと思う身勝手ではありますが、まだまだ綴るつもりです。改めましてよろしくお願いいたします。
ブログ主人
2 件のコメント:
う、う、う三矢清左衛門好きだったのに。
草野さんの初めから拝読してました。古来稀という御年になられてのお気持だと思われますが×0.8で行こうじゃないですか。
梅さん、ありがとうございます。コメントに感謝感激ですよ。まだまだ書き続けるます。心から、よろしくお願いいたします^_^
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