2010年10月14日木曜日

チリ落盤事故と「私の秘密」

事実は小説より奇なり:雑観
 チリ落盤事故の救出作業をテレビのライブ中継で観ていて、思い出した。※敬称略

×  ×  ×
人気ブログランキングへ※ランキング参加中。よろしければ1日1回クリックしてください。
にほんブログ村 シニア日記ブログ 団塊の世代へ※こちらも、よろしければ1日1回クリックしてください。
×  ×  ×

「事実は小説より奇なり、と申しまして、世の中には変わった珍しい経験をお持ちのかたがたくさんいらっしゃいます」と、高橋圭三はいっていたっけ。あれはNHKのクイズ番組「私の秘密」だった。1955年(昭和30年)から1967年まで放送されていたそうだ。
 NHK看板アナウンサーの高橋圭三の司会だったころは、昭和30年代だったのだろう。素人が登場して、その人の秘密(特技や趣味だったり、経験だったり)を、渡辺紳一郎、藤原あき、藤浦洸、塩月弥栄子が当てるクイズだった。40%なんてとんでもない視聴率を稼ぐオバケ番組だったのだよね。
 ちなみに小川宏が司会する「ジェスチャー」なんて番組もありました。やはりNHKクイズ番組です。柳家金語楼と水の江滝子が男女に分かれたチームのキャプテンでした。
 家庭にテレビが爆発的に普及した時代でした。テレビっ子の草野球音は、現在とは比べものならない真剣さで画面を観ていました。

 今回の落盤事故そして救出劇は、虚構である小説よりも、想像を超えた出来事だった。優れた小説家さえおよばぬドラマではなかったか。
「事実は小説より奇なり」――これって英国の詩人ジョージ・ゴートン・バイロンの言葉なんだそうです。

0 件のコメント: