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2024年1月25日木曜日

正司歌江さんFOREVER

🎵 ウチら陽気な  かしまし娘

     誰が言ったか知らないが

    女三人寄ったら 


    かしましいとは愉快だね 


訃報=正司歌江さん  音曲漫才「かしまし娘」の長女  94歳  1月19日老衰  



確かに陽気で賑やかで愉しい芸風でした。舞台に登場してテーマ曲を歌い出すと、かしまし娘の世界に包まれました。そのリーダーが三味線担当の歌江さんでした。


女三人寄ったら姦(かしま)しい__


では、男三人なら「たばかる」って読むそうな。謀略の「謀」ですね。計略をめぐらしだます。たぶらかすの意味。



男 男 男は国字(和字)と言われる和製漢字です。

・類例

噺/はなし

峠/とおげ

榊/さかき

凩/こがらし


このところ訃報が続きます。

中村メイコさん(俳優 12月31日 89歳)

八代亜紀さん(歌手 12月30日 73歳)

坂田利夫さん(コメディアン 12月29日 82歳)

篠山紀信さん(写真家 1月4日 83歳)

思いつくままに挙げても…。


昭和の灯がひとつひとつと消えていくようで寂しい。


🎵 これでおしまい  かしまし娘


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2017年9月21日木曜日

「草野球音備忘録」を改め「ハマたそdiary」

事始め記2
残照に秋茜(あきあかね)が舞っていた。虚空の一点を見つめながら、齢70の草野球音が呟(つぶや)いた。
「そろそろ潮時か」



藤沢周平さんの「三屋清左衛門残日録」の「日残りて昏(たそが)るるに未だ遠し」を気取って始めたのが、還暦を迎えた2007年「草野球音備忘録」です。
草野球音(くさの・たまね)は、かつて日刊スポーツ新聞社で少しばかり野球記者を務めていたところから、プロにはなれずレベルは草野球並みの書き手という筆名であります。

あれから10年、古希になりました。かなり昏れて参りました。改題を思い立ちました。

住まいは横浜です。江戸っ子は三代、ハマっ子は三日とか。生まれ育ちは川崎ですが、すでに横浜暮らしが川崎を抜き、在住35超年となります。
「よこはま たそがれ」 であります。

作曲者の平尾昌晃さんも作詞者の山口洋子さんも、
♪あの人は 行って行ってしまった もう帰らない  
鬼籍に入りました。

「ハマたそdiary」と改題したいと存じます。
自愛専一(せんいつ)を座右に置き、生き長らえればと思う身勝手ではありますが、まだまだ綴るつもりです。改めましてよろしくお願いいたします。

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2007年9月22日土曜日

日残りて昏るるに未だ遠し

事始の記
 残照に芒(すすき)の穂がそよいでいた。虚空の一点を見つめながら、齢60を迎えた草野球音は呟(つぶや)いた。
 「駄者ほどよく呆ける」
 
 還暦を機に、長らく勤めた大衆かわら版社の職を辞した。故あって逼塞(ひっそく)することを決めた。金はないが、暇はある。読書と散歩が日課となったが、生来の貧乏性、加えてなにかしなければ呆けるぞとの声も聞く。
 
 そう言えば。。。
 数年前から物忘れがひどくなった。特に人の名前が出てこない。顔は分かっているのに。小骨が咽喉に刺さったような不快感がある。心の奥底に認知症への恐怖心が巣食う。

 忘れたときのために書き留めておきたいことがある、と思い立ったのが蜘蛛巣丸太開設のきっかけである。ご大層に忘れて困るものなどさしてはないが、己の脳みそを己が制御できるうちに、昔のことなどを残してみたい。また書くにあたり、記憶を辿り調べるのもアンチエージングの一助になるかもしれない。温故知新(「痴新」かもしれぬが。。。)への旅となる蜘蛛巣丸太をめざす。
 
 内容は雑観、エッセイ、江戸ノベル風作り話など、形態様式もなんでもあり・雑多で、原稿は長短さまざま。更新は随時、といたって勝手気ままなものになるだろう。

 愛読書の藤沢周平さんの「三屋清左衛門残日録」に影響を受け、「日残りて昏(たそが)るるに未だ遠し」の心境で、「草野球音備忘録」を認(したた)めていこうと思う。