2013年11月28日木曜日

胃のポリープは良性 ^_^

* 経過観察 or 手術 さてどっち?

『鼻から胃カメラ』の検査結果が出ました。

11月14日の検査時にポリープが一つあることがわかり、
細胞を採取して然るべきところに検査を出していました。
その結果、良性でした。
一安心です ^_^)。

ポリープのサイズは比較的大きめで1.5cmほど。

手術して削除(と)る選択肢もあるそうです。
癌リスクの回避が目的ですね。

毎年『鼻から胃カメラ』検査し経過観察する手もあります。

経過観察か手術かまだ結論は自分で出していません。
お医者さんの意見を聴いての判断になります。
さてどうしたらいいものか……。

ここまで書いてなんですが、
興味のない方はスルーしてくださいな f^_^;)。

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2013年11月23日土曜日

相場英雄「震える牛」

*メモ魔の刑事が未解決事件をねっちこく捜査する__。        

  相場英雄の「震える牛」(小学館文庫)を読む。  

  2年前に起こった「中野駅前 居酒屋強盗殺人事件」はいまだ未解決。警視庁捜査一課継続捜査班の刑事 田川信一は、ノンキャリアの出世頭 捜査一課長の宮田次郎からその未解決事件の捜査を命じられた。殺害されたのは2人でともに面識はなかった。当時の捜査本部は金目当ての外国人犯罪と筋読みしたが、事件調書を読んだ田川に疑問が拡がった。

目次
プロローグ
第一章   継続
第二章  鑑取り
第三章  薄日
第四章  妨害
第五章  魔手
第六章  追跡
第七章  包囲
第八章  破裂
エピローグ

中年刑事の田川のキャラクターが面白い。
粘り強い捜査力に加えて大変なメモ魔。
蛇腹タイプのメモリフィルを愛用し、
聞き込んだ情報を肥後守(小刀)で削った鉛筆で書き込む。
事件の謎が核心に迫るに連れて手帳がふくらむ。
背広の胸が不自然に盛り上がるほどになるのだよね ^_^)。

そして、BSEの問題にまでたどり着く……。

最近有名ホテルや百貨店で偽装表示の問題が騒がれたが、
日本の食の問題に迫る社会性のある警察小説でした。
シロイヌ。

2013年11月23日読了
読書の轍#20

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2013年11月19日火曜日

鼻から胃カメラ

*苦痛の少ないやさしい検査でした ^_^    

先日胃の検査をしました。
鼻からカメラの付いた管を入れて胃の中をのぞく__
経鼻内視鏡ってえ検査です。  

経鼻内視鏡検査の手順__  
・消泡剤を飲む(胃の中の泡を除く)
     飲むカップは養命酒のカップぐらいの大きさ  
・鼻に血管収縮スプレーさらに麻酔薬注入  
・横向きに寝る
・鼻から細くて柔らかいチューブ(管)を挿入  
・食道を経て胃の中へそして観察  

これは苦痛が少ない。
所要時間10分程度でした。

20年ほど前に受けたことがある。
口から入れるヤツだった。
まいったね、これは。
喉の奥に管(内視鏡)が通ると、
オエって何度も吐きそうになった。
つらかったなぁ。  

今回は管も格段と細くなっっていました。
見た目で半分ぐらい小さくなっている。

最近吐き気が時々するので検査を受けました。
ポリープが見つかり、
その細胞を採取してさらに詳しい検査をしています。
月末に結果判明です。
ちょっとビクビクですな。

医療器具は日進月歩です。
より苦痛なく受けられる検査になってきている__
実感でした。

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2013年11月14日木曜日

島倉千代子さん からたち日記 forever

*幸せになろうね あの人は言いました……  

  「東京だョおっ母さん」「人生いろいろ」などのヒット曲で知られる歌手の島倉千代子さんが、2013年11月8日亡くなった。75歳だった。 ※以下敬称略

×     ×     ×  

50代以上の年配の方なら、
島倉千代子の歌をきっと口ずさんだことがあるだろう。

・この世の花
     赤く咲く花 青い花
     この世に咲く花 数々あれど
     作詞・西條八十  作曲・万城目正  

・りんどう峠
     りんりん りんどうは濃むらさき
     作詞・西條八十  作曲・古賀政男
   
・逢いたいなァあの人に
     逢いたいなァ あの人に
     子供の昔に 二人して
     作詞・石本美由紀  作曲・上原げんと

・東京だョおっ母さん
     久しぶりに  手をひいて  
     親子で歩ける うれしさに
     作詞・野村俊夫、作曲・船村徹

・人生いろいろ
     人生いろいろ 男もいろいろ
     女だっていろいろ 咲き乱れるの
     作詞・中山大三郎  作曲・浜口庫之助

ヒット曲はまだまだある。
十指に余る。

なかでも*「からたち日記」が好きだなぁ。
     こころで好きと 叫んでも
     口では言えず ただあの人と
作詞・西沢爽  作曲・遠藤実

1958年(昭和33年)のリリース。

幸せになろうね  あの人は言いました
わたしは  小さくうなずいただけで
胸がいっぱいでした

からたちの白い花が咲くころ始まった交際。
プラトニックラブそして別れ__
     口づけすらの 想い出も
     残してくれず 去りゆく影よ

秋になり、からたちの木に黄色い実がついても、
恋人は帰らない。
そんな可憐な娘の想いを日記風に綴った叙情歌謡。

切々と訴えかける節回しと台詞に、
小学5年生はキュンとなったのだった。

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2013年11月12日火曜日

映画「清須会議」三谷幸喜監督

*体臭口臭がメッチャきつい柴田勝家(役所広司)__。        
映画館で何十年ぶりかで映画を観る @みなとみらいGENTO YOKOHAMA内109シネマズMM横浜。
「清須会議」三谷幸喜監督(原作・脚本とも)歴史エンターテイメント映画。2013年。   ×     ×


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出演
・役所広司:柴田勝家
・大泉洋:羽柴秀吉
・小日向文世:丹羽長秀
・佐藤浩市:池田恒興
・妻夫木聡:織田信雄
・浅野忠信:前田利家
・中谷美紀:ねね

清洲会議(清須の表記も)とその前後のおさらい__            

・天正10年6月2日  本能寺の変  織田信長と嫡男信忠が明智光秀に討たれる。   
・天正10年6月13日  山崎の戦い  羽柴秀吉が明智光秀に勝利。    

本能寺の変後、天正10年(1582年)6月27日に尾張清洲城で開催された織田家後継者と遺領の配分を決めた会議。織田家の家老、柴田勝家、丹羽長秀、羽柴秀吉、池田恒興が出席。

信長の三男信孝を推す勝家と信忠の嫡男三法師を推す秀吉の対立となったが、秀吉の光秀討伐の功労と長秀らの支持で、後継者は三法師となり、信孝は後見と決まった。

・天正11年  賤ヶ岳(しずがたけ)の戦い  羽柴秀吉(のちの豊臣)が柴田勝家に勝利。

×     ×    ×    

映画は視覚と聴覚に訴えるが、臭覚は伝わらない。
でも、なんとなく臭いのだ ^_^)。
柴田勝家の役所広司だ。
勝家が信長の妹・市の幼い娘・江を愛おしく抱くのだが、
臭さと汚らしさに泣き叫ぶシーンがあった。

戦国武将って滅多に風呂に入らなかったろうし、
さぞかし体臭も強かった、きっと。
ナットクだな。

織田信長の篠井英介は教科書に出てくる信長にそっくり。
もともと似ているのか、メイクの上手さか。

秀吉の大泉洋も見事な禿げネズミぶり。
妻の寧の中谷美紀のダンスは艶っぽい。
織田信雄の妻夫木聡の馬鹿っぷりも笑える。

歴史好きには愉しめる。

2013年11月12日観映

2013年11月10日日曜日

楽しい明洞 愉快な明洞 ^_^

ミョンドン、ミョンドン、ミョンドン……
キャバレーのテレビCMにありましたっけ、こんなの。

六十路半ばして初めて韓国ソウルを旅しました。

・サムゲタン
・チムタク
・海鮮チジミ
・カンジャンケジャン
・あわび粥
・ダッカンマリ
美味しい。
それに安いのが嬉しい。

食は韓国にあり__。

市内観光そっちのけ、
明洞界隈を娘の引率で喰いまくり。
妻と娘は安い衣類やらバック、
土産とショッピング三昧でした。

と言っても旅は最長で1泊2日です。
これには理由があります。
週3回ほぼ1日おきの通院が不可欠な病だからです。

海外は1987年(昭和62年)以来、四半世紀ぶり6度目。
平成初の快挙 f^_^;)。

1989年(平成元年)に病になってから、
1泊で海外旅行なんて……
諦めていましたが、
妻娘に勧められて重い腰を挙げた次第です。

たかが1泊。
されど1泊。

楽しい明洞  愉快な明洞でした。

×     ×    ×    

観光はちょっぴり__
徳寿宮  2013/11/8 見学  美博の館#35  
崇礼門  2013/11/8 見学  美博の館#36

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2013年11月6日水曜日

ミュシャ展 : そごう美術館

* 女優ベルナールのポスターでパリの寵児に__。        

  アール・ヌーボーを代表する画家アルフォンス・ミュシャの展覧会「知られざるミュシャ展ー故国モラヴィアと栄光のパリー」を観る。
開催=2013年10月19日〜12月1日。  

* アルフォンス・ミュシャ=1860年ー1939年
チェコのモラヴィア出身。1894年女優サラ・ベルナール主演の『ジスモンダ』のポスターを手がけ、アール・ヌーボーの寵児となった。1900年パリ万国博覧会でも活躍。1910年に故郷のチェコの戻り、愛国心、民族愛あふれる作品を制作した。

チェコの医学博士でズデニェク・チマルさんのコレクションを中心に、
油彩、水彩、素描、カラーリトグラフなど160点を展示しています。

ミュシャはベルナールの舞台ポスターや商業広告、雑誌、
チェコでは切手や貨幣のデザインまでこなすグラフィック・デザイナーなのですな。

2013年11月5日観覧
美博の館#34

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2013年11月5日火曜日

タトゥーの健さんに母の手紙

味のあるコメント2題        

* 入れ墨を入れたり、寒いところに行ったり、あなたがひどい目に遭っているのが見ていてつらい、もうちょっといい役をやらせてもらいなさい        
__映画俳優の高倉健さん      

文化勲章の親授式の記者会見(2013年11月3日)
前科者や任侠渡世人で多くの映画に出演した息子に宛てた、
亡母の手紙にこう書いてあったそうだ。

「網走番外地」や「唐獅子牡丹」
颯爽とした銀幕の健さんに拍手を送っていた口だが、
郷里のお袋さんの想いは違ったのですな。

82歳の健さんには甘くほろ苦がい思い出かも。

×     ×     ×  

* この起用は昔気質の星野監督ならではの芸当          
__野球評論家の野村克也さん    

日本シリーズ第6戦に160球の完投、
翌日の第7戦に連投の胴上げ投手に
田中将大をマウンドにおくった起用について(2013年11月3日)

マー君が(第7戦)に出てきたときは草野も驚きました。

「自分ならしない」と、
「昔気質」という言葉でオブラートに包み
言外ににじませている。

理詰めな野球を身上とする野村さんの矜恃を見て取れました。
こりゃ聞きようによっては辛口な談話ですぞ。

甘い。
辛い。
苦い。
塩っぱい。
酸っぱい。
達人のコメントには味がある。

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2013年11月3日日曜日

泉鏡花展 : 神奈川近代文学館

♪ 湯島通れば思い出す お蔦 主税の心意気____。

  横浜・山手 港の見える丘公園内の神奈川近代文学館で「生誕140年記念 泉鏡花展ーものがたりの水脈ー」を観る。
  「婦系図」「高野聖」「歌行灯」「天守物語」などの作家と知られる泉鏡花の66年の生涯と作品をたどる。
開催=2013年10月5日〜11月24日。

* 泉鏡花(いずみ・きょうか)=1873年(明治6年)ー1939年(昭和14年)
明治後期から昭和初期にかけて活躍した小説家。尾崎紅葉に師事。


リーフレットの絵に惹かれた。
花魁(おいらん)とおぼしき女性が艶かしい。
Painting by Kuniyoshi Kaneko___
と記されていたので、そっと調べたら、
金子國義さんって有名な画家でした。

本展の泉鏡花も読んだことがない。

なんてえ奴だ f^_^;)。

♪ 湯島通れば、思い出す
    お蔦 主悦の心意気
「湯島の白梅」は知っている。
作詞・佐伯孝夫、作曲・清水保雄。
__別れろ切れろは芸者のときに……
そんな台詞も聞いたことがある。
この歌の原作「婦系図」の作家ですよね、泉鏡花は。

館内に映画「婦系図 湯島の白梅」のポスターを発見。
鶴田浩二、山本富士子の共演。
監督は衣笠貞之助。
1955年大映とあった。

泉鏡花の「婦系図」と、
・尾崎紅葉  (おざき・こうよう)「金色夜叉」(こんじきやしゃ)
・徳富蘆花(とくとみ・ろか)「不如帰」(ほととぎす)
明治三大メロドラマと称する人もいるそうです。

熱海ビーチで貫一はお宮を蹴り倒す。
__今月今夜のこの月を俺の涙で曇らせてやる……
アブナイ貫一が登場するのが「金色夜叉」。


__千年も万年も生きたいわ……
ツルやカメになりたいみたいなことを言う、
結核に侵された浪子が登場するのが「不如帰」。

どの名作も読んでない。
ドラマ化であらすじは知っていると、
読む気にならない、
なんて言い訳だよね 失礼 ペコリm^_^m)。

2013年10月31日
美博の館#33

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2013年11月2日土曜日

宣教医ヘボン展 : 横浜開港資料館

※ 幕末の18両って今なら how much ?  

  横浜・日本大通りの横浜開港資料館で「宣教医ヘボン」展を観る。  
  ヘボン式ローマ字の創始、日本初の和英辞典「和英語林集成」編纂、翻訳聖書のパイオニアであり、宣教師兼医師であったヘボンの足跡をたどる。  
開催=2013年10月18日〜12月27日。  

* ジェームズ・カーティス・ヘボン(1815年ー1911年)
米国の宣教医。1859年(安政6年)クララ夫人と神奈川に上陸。1863年(文久3年)居留地39番地に転居。数度の帰国をはさみ33年間横浜に暮らす。明治学院を創設。

展示構成    
ヘップバーン家とヘボン  
日本への旅・神奈川での暮らし  
生麦事件とヘボン  
居留地に暮らして  
「和英語林集成」の編纂  
聖書翻訳に取り組んで  
医師ヘボン  
学校と教会の創設  
ローマ字の誕生  

×     ×     ×  

ヘボン編纂の日本初の和英辞典「和英語林集成」
初版本の値段は大枚18両だった。
印刷所は日本で見つからず、
上海で1200部刷った。
慶応3年(1867年)に刊行された。

幕末の18両って今の貨幣価値で
How much ?

江戸時代260余年の間で幕末期にはインフレが進んだが、
物価は比較的安定していたそうです。

あんまかみしも(按摩 上下)16文。
二八そば(蕎麦)16文。
上下つまり全身マッサージとそばの値段が一緒となると、
マッサージ代が安すぎだな。
そばの値段はずっと16文で、
幕末になって20文超なったとか。

仮にかけそば1杯20文=500円で換算すると、
1両=4000文だから、10万円。
18両は180万円になっちゃう、ちょっと高すぎか?
でもこの計算式でいけば、
歌舞伎の千両役者が稼ぎ1億円。
これってありだよね。

テキトー換算で正確ではないが、
18両という辞書がとてつもなく高価だったことは間違いなさそうだ。

ヘボン先生の偉業を物語る展示の前で、
下世話にも銭勘定をしておりました f^_^;)。

明治学院創立150周年記念として居留地39番地の「ヘボン邸ジオラマ」などが展示されています。

2013年10月31日観覧
美博の館#32

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