2020年1月19日日曜日

バックトスは永遠に〜高木守道さん

*19日のTBSテレビ「サンデーモーニング」で張本勲氏が、17日急性心不全のため78歳で亡くなった高木守道さんを語りました。
「プロ野球史が80年近くありますけど、ベストナインを選ぶとしたらセカンドで第一番に選びます。攻守走、しかもホームランも打てますから」


・高木守道の通算記録
1960年~1980年=中日ドラゴンズ 21年 
2282試合 2274安打 369盗塁(タイトル3回) 236本塁打 ベストナイン7回 ダイヤモンドグラブ3回
中日ドラゴンズ監督=7年 445勝465敗30分 勝率,489  Aクラス3回
2006年に野球殿堂入り

二塁手守備の華『バックトス』が代名詞だった。
バックトスとは、ゴロを捕球後、右手の甲を返し送球するプレーで、4-6-3の併殺時に主に使う。早い送球ができる利点がある。難点は送球がステップしスローする場合より緩いことと正確性で劣ること。

なぜやるのか?
ゲッツー(2アウト)を取るためスピードを優先するためだ。その結果として派手で華麗さを魅せることになる。日本で初めてバックトスを試合で披露したのはハワイ出身のカールトン半田と言われている。

高木守道さんは、難点を練習量で克服し正確により迅速に魅せたプレーヤーだった。

現役の晩年期に何度かバックトスを観る機会があった。
いとも簡単にやってのけていた。
ファインプレーがなんの変哲もなく見える。
あれは『無形文化遺産』だったと今になって思う。


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