横浜駅東口・そごう美術館(そごう横浜店6階)で「川喜田半泥子のすべて」展(2月11日~3月22日)を観る。
「ある銀行家の見た夢」と副題にあるように川喜田半泥子(かわきた・はんでいし=1878年―1963年)は、伊勢の豪商に生まれ、百五銀行などの頭取を務めた財界人であったが、稀代の趣味人でもあった。陶芸、書画、写真などに多才さを発揮した。本展では、80点余りの茶碗を中心とした陶器、書画、写真など約200点を展覧し、川喜田半泥子の全貌を紹介している。
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既成概念にとらわれぬ自由な発想で作られた茶碗類、また洒落と品のあるユーモアで書れた書画などを目に触れることができる。
財界人として職務を全うしてなお、多方面に多岐多彩な活動をする御仁とは知りませんでした。立派な生涯と敬服するばかりです。
2010年2月23日観覧
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