友禅の祖
宮崎友禅斎って御仁を知っていますか?
友禅の祖といわれる人なのです。
不明を恥じるばかりですが、「トラッドジャパン」を観るまで知りませんでした。「トラッドジャパン」はNHK教育テレビで4月から始まった語学番組です。毎週火曜日の夜11:10から20分間、日本の文化を英語で表現、紹介しています。第1回が「すし」、2回目が「広重」で第3回が「友禅」でした。火曜日朝の再放送分(6:40~7:00)を観るようにしています。
こんな文章がありました。
The yuzen dyeing process is named after Miyazaki Yuzensai, an extremely popular fabric painter during the Edo period.
(友禅という染色技法の名は、江戸時代に大評判となった絵師、宮崎友禅斎にちなんでいる)
宮崎友禅斎を、フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」を閲覧し要約する。
「宮崎友禅斎は江戸前期から中期に京都で活躍した扇絵師。来歴不明で出家したいう。京都・知恩院前に住んでいた友禅斎は「友禅」と号し扇絵の達人を名声を博した。後に扇絵の手法を小袖に用いて評判となる。正徳2年ごろに加賀の前田家に招かれ、金沢で加賀友禅の発展に尽力し、その地で没す」
※正徳年間は1711年~1715年。
草野球音の「ちょいmemo」(覚え書)に「宮崎友禅斎」を入れておきたい。
× × ×
dyeingとdyingは同じ発音です。
This form of dyeing is a dying art.
(この染織法は失われつつある技法だ)
a dying craftman(死にかけている職人)とa dyeing craftman(染色職人)なんて、まぎらわしいですね。
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