*片岡千恵蔵の「遠山の金さん」について書く。「判官シリーズ」といわれる作品は、東映時代劇の定番だった。
じたばたするねぇ。
背中に彫った桜吹雪、
散らせるもんなら散らしてみろぃ
千恵蔵御大が唸るように吐く。これも名台詞であった。
「goo映画」サイトで片岡千恵蔵の項を調べてみると、
・いれずみ判官1950年
・女賊と判官1951年
・飛っちょ判官1952年
・血ざくら判官1954年
・荒獅子判官1955年
・喧嘩判官1955年
・長脇差奉行1956年
・海賊奉行1957年
・はやぶさ奉行1957年
・火の玉奉行1958年
・たつまき奉行1959年
・江戸っ子判官とふり袖小僧1959年
・御存じ いれずみ判官1960年
・さいころ奉行1961年
・さくら判官1962年
などの数多い「遠山の金さん」作品があった。
「遠山の金さん」こと、遠山金四郎景元(左衛門尉景元=さえもんのじょうかげもと=1793年―1855年)は実在の人物で、天保年間に江戸北町奉行、のちに南町奉行を務めた。青年期に放蕩し、彫り物を入れたという。
× × ×
蛇足ながら、現代劇だが、台詞回しが時代劇調の「多羅尾伴内」のシリーズもあったなぁ。
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