2019年2月3日日曜日

丹波哲郎×加藤剛「砂の器」

*本作の脚本家・橋本忍さんは昨年7月19日、100歳で亡くなられました。

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丹波哲郎×加藤剛主演の映画「砂の器」1974年を観る。松竹と橋本プロダクション第1回提携作品。
監督:野村芳太郎 
原作:松本清張
脚本:橋本忍 山田洋次
音楽:芥川也寸志 菅野光亮
配給:松竹

出演
丹波哲郎:今西栄太郎(捜査一課警部補)
加藤剛:和賀英良(天才ピアニストで作曲家)/本浦秀夫 
森田健作:吉村弘(西蒲田署刑事部巡査)
島田陽子:高木理恵子(銀座のクラブ「ボヌール」ホステス=和賀の愛人)
山口果林:田所佐知子(重喜の令嬢で和賀と婚約予定)
佐分利信:田所重喜(前大蔵大臣)
緒形拳:三木謙一(被害者)
加藤嘉:本浦千代吉(秀夫の父)


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春田和秀:本浦秀夫の少年期
松山省二:三木彰吉(謙一の息子)
内藤武敏:捜査一課長
稲葉義男:捜査一課係長(今西の上司)
渥美清:伊勢の映画館「ひかり座」支配人
笠智衆:桐原小十郎(三木謙一の古い友人)
殿山泰司:通天閣前の飲食店組合長
菅井きん:千代吉の縁者
春川ますみ:伊勢の旅館「扇屋」の女中
野村昭子:アパート「若葉荘」住民
信欣三:国立国語研究所・桑原技官
村松英子:「ボヌール」ママ
夏純子:「ボヌール」ホステス
穂積隆信:新聞記者
山名初男:岩城(亀田)署長
加藤健一:三森署の巡査
浜村純:村の巡査 

国鉄蒲田操車場構内で扼殺死体が発見された。被害者は50~60代男性と判明したが、身元が分からず捜査は難航を極めた。しかし、警視庁の今西刑事と西蒲田署の吉村刑事の必死の聞き込みで、事件前夜、被害者と蒲田駅前のトリスバーで飲んでいた若い男の存在が浮かび上がる。ホステスからの聞き込みから、二人は東北訛りで『カメダ』という言葉を発してしたことを突き止める。
カメダを手掛かりに今西と吉村は若い男を追う。だが、執念の捜査にもかかわらず有力情報がない日々が続いた。いよいよ迷宮入りかと思われたとき、小さな新聞記事がきっかけとなり、事件は急展開を見せ始める……。

東北弁と島根の出雲地方の言葉の類似性。
カメダは実は『亀嵩』(かめだけ)だったこと。
辿り着く若い男の正体。
犯人とハンセン病の父との過去。
戦後のドサクサを機に戸籍操作で新たな男の誕生。
次々と謎が解き明かされていき、
最後ののクライマックスシーンへ導く。
45年経ってもサスペンスの鮮度は落ちていません。

千葉県知事然としている森田健作氏の若かりしころが見ものです。

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2019年2月1日観映 #350
映劇の芸

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