2018年1月11日木曜日

林真理子「西郷どん!」下 維新編

*「西郷について確かに言えることはただ一つ。女にも男にも、滅法モテたということ」
NHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」第1回で脚本の中園ミホさんは、ナレーター西田敏行にこう語らせました。
須賀、愛加那、糸の3人の妻、篤姫、祇園のお虎、さらに島津斉彬、月照和尚との関わりetc  
どうやら、モテモテ西郷さんを1年かけて描くつもりではないでしょうか。
初回視聴率は関東地区は15.4%と歴代ワースト2位と振るいませんでしたが、ドラマは期待できると確信しましたよ。
ちなみに鹿児島地区は34.9%。地元の西郷人気、恐るべし。   ×     ×  

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林真理子の「西郷どん!」下 維新編(角川書店)を読む。

幕府側として蛤御門の変に勝利した西郷吉之助は、生まれついての大将の器を世に知らしめた。朝敵である長州征伐を企てるが、勝海舟と面会し、その決意が揺らぐ。
五代友厚、坂本龍馬、高杉晋作、木戸孝允、岩倉具視ら幕末から維新に名を残した面々と議論を交える。そして、下した江戸城の無血開城。
一方、郷中時代からの盟友 大久保一蔵は新しい時代の設計図を着々と練っていた。二人に岐路が迫っていた。西南戦争そして城山での自刃__最終章の維新編。

「ちごっ、ちごっ。こんな人でなか」
「西郷(せご)どん」ドラマは、上野公園の西郷隆盛像の除幕式の場面から始まりました。三番目の妻である西郷糸(黒木華)が銅像を見た時に叫びました。
写真嫌いで画像が残ってない西郷さんなので、ホンモンと比べることはできません。上野の像は似ていないという人もいますが、まるで別人を見たような糸の叫びは謎だそうです。

林真理子さんいは悪いけど、中園ミホさんのドラマは小説よりおもしろいのではなかろうか。

2018年1月9日読了 
読書の轍

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