山田洋次監督の映画「小さいおうち」を観る。
直木賞を受賞した中島京子の同名小説の映画化。
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* 主なキャスト
平井時子:松たか子
布宮タキ:黒木華
倍賞千恵子
(晩年期)
平井雅樹:片岡孝太郎
板倉正治:吉岡秀隆
荒井健史:妻夫木聡
昭和11年、山形から出てきた布宮タキは東京郊外の赤い三角屋根の小さい家に女中として働くことになる。主人は玩具会社に勤める平井雅樹、その妻 時子と一人息子と穏やかに暮らしている。ある日、雅樹の部下 板倉正治という青年が現れ、戦況の悪化するなか時子の心が正治に傾いて行く。
戦後60数年後、タキがノートに綴った自叙伝をタキの親戚の青年 荒井健史が読み、「小さいおうち」で起こった秘めた真実を知る。
献身的な女中を演じている、黒木華(はる)が存在感を放っています。周りはベテラン芸達者ばかりなのに、ね。
タキの見合いの相手に笹野高史、その付き添いに松金よね子が出てきた場面は、なかなかのくすぐりです ^_^)。
子だくさんの男やもめの笹野が、まだまだ子作りに励む意欲いっぱいでしたぞ。
見合い後さめざめと泣いていました、タキの黒木華が……。笑っちゃいました。
晩年期のタキを演じた倍賞千恵子は見事な老けっぷりです。
「下町の太陽」(1963年)を観た身には感慨がありますな。山田洋次監督第2作です。ちなみに「小さいおうち」は82作目だそうです。
名匠が丁寧に創った作品です。
追伸___
昭和11年といえば、二・二六事件のあった年。青年将校21人が首相官邸、警視庁を襲撃し、高橋是清蔵相らを殺害したクーデター。
阿部定事件なんてのも同年の出来事です。
映劇の芸
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