斬新奇想な作風で知られる江戸末期の浮世絵師・歌川国芳(うたがわ・くによし=1798年(寛政9年)―1861年(文久元年)の作品を中心とした「はじまりは国吉―江戸スピリットのゆくえ」展を横浜・みなとみらいの横浜美術館で観る。開催2012年11月3日~2013年1月14日。
本展は、国芳の作風がその一門や系統にどのように受け継がれ、新しい展開を見せたかを、江戸末期から昭和初期の日本画、油彩画、水彩画、版画、刊本などの作品や資料、約250点の展示で探る。
本展構成
第1章:歌川国芳と幕末明治の絵師たち
(歌川国芳、歌川芳虎、歌川芳艶、歌川芳藤、落合芳幾ほか)
第2章:歌川国芳と日本画の系譜
(河鍋暁斎、月岡芳年、水野年方、鏑木清方、鰭崎英朋ほか)
第3章:歌川国芳と洋風表現:五姓田芳柳とその一派
(五姓田芳柳、五姓田義松、渡辺幽香ほか)
第4章:郷土会の画家たちと新版画運動
(鏑木清方、寺島紫明、伊東深水、川瀬巴水、笠松紫浪ほか)
★相馬の古内裏(そうまのふるだいり)
ドキモを抜かれる巨大な骸骨―この構図が斬新で大胆、躍動感が伝わってきました。山東京伝の「忠義伝」を題材とした作品で、
源頼信の家老大宅光国と平将門の遺児で妖術を操る滝夜叉姫との対決場面を描いているそうな。
近年評価が高まっている国芳とは初対面。
はやり画力が抜群(素人が知ったかぶり)。
「相馬の古内裏」と★「近江の国の勇婦於兼」に惹かれました。
2012年11月13日観覧
美博の館#46
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