イチゴ(苺:ストロベリー)の表面の薄茶色のつぶつぶが蠢(うごめ)いていた。おびただしい人間の目のようで……。あれは不気味で気持ち悪かったなぁ。1月6日放送されたフジテレビ「ストロベリーナイト」のスペシャル版のタイトルバック。
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誉田哲也の原作(光文社文庫)の映像化。主人公の姫川玲子にはお気に入りの竹内結子ということで、観ました。ぴったりハマった適役でした。
小説では、姫川は男社会の警視庁で、ノンキャリアながら20代で警部補になった男勝りのキレ者。捜査一課十係の「姫川班」の班長。スラリとした長身で女優のような美人となっています。このような設定なら、女優は限られます。松嶋菜々子か松下奈緒か、それと竹内結子あたりです。
玲子の部下で、彼女を慕う刑事・菊田和男に西島秀俊、年長の部下・石倉保に宇梶剛士、天敵のガンテツこと勝又健作に武田鉄也、彼女の理解者の係長・今泉春男に高嶋政宏、ライバル班長の日下守に遠藤憲一、監察医の國奥定之助に津川雅彦と、役者を脇に配しています。
来週10日から連続ドラマ「ストロベリーナイト」がスタートします。乞うご期待! まるでフジテレビの広報のようですな(笑)。
「ストロベリーナイト」は姫川玲子シリーズの第1作。
誉田哲也作品では「ジウ 警視庁特殊犯捜査係SAT」(中公文庫)がテレビ朝日でドラマ化された。こちらは二人の女警察官が主人公で、伊崎基子に黒木メイサ、門倉美咲に多部未華子が演じました。
原作を読んでドラマを観るのも理解が増して面白い。
ところでイチゴの表面のつぶつぶって種子なのだそうな。あれを蒔くと芽が出て、やがてイチゴが実るのだろうか。
拙ブログ「姫川玲子シリーズ」関連
・「ストロベリーナイト」2010/04/25
・「ソウルケイジ」2010/06/09
・「シンメトリー」2011/02/26
・「インビジブルレイン」2012/08/05
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