*監視員のいない閑静な佇まいが魅力
東京・白金台の松岡美術館で「西洋絵画の人びと」展(2011年4月24日~9月25日)が開催されている。英国ヴィクトリア朝時代から印象派・新印象派とエコール・ド・パリの作家の作品など、ジョン・エヴァレット・ミレイ、ルノワールからシャガールまで、さまざまな「人物」の魅力を紹介している。
構成と目を惹いた作品
Chapter 1 個性あふれる人びと
・ジョン・エヴァレット・ミレイ「聖テレジアの少女時代」1893年
・ウィリアム・アドルフ・ブーグロー「編み物をする少女」1874年
・ピエール・オーギュスト・ルノアール「リュシアン・ドーテの肖像」1879年
・マルク・シャガール「婚約者」1977年
・藤田嗣治「二人の子供と鳥籠」1918年
・アメデオ・モディリア―ニ「若い女の胸像<マーサ嬢>」1916-7年
・パブロ・ピカソ「パイプを持つ男」1968年
Chapter 2 穏やかな日常
・チャールズ・エドワード・ベルジーニ「束の間の喜び」
・モーリス・ユトリロ「モンマルトルの迷路」1942年
併設展示
・青のうつわ―東洋の染付と青磁を中心に―
× × ×
松岡美術館の所蔵品は、創立者で実業家の松岡清次郎氏(1894年―1989年)が一代で集めたものだそうだ。
監視員のいない展示方法なので、館内を常設展示までゆったりと鑑賞できました。都会のオアシスのような、稀有な美術館ですな。
2011年7月5日観覧
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