吉村誠司の「祭壇(バリ島にて)
横浜駅東口・そごう美術館で*「再興第95回院展」(2010年12月9日~23日)を観る。
日本美術院は岡倉天心らが中心となって1898年(明治31年)に設立した日本画の研究団体で、再興院展は1914年(大正3年)から続く日本美術院による日本画の公募展である。
本展では同院の同人作家が描いた33点はじめ、ベテランから若手までの作品92点が展示されている。また昨年12月に亡くなった平山郁夫の小品3点も特別出品されている。※敬称略
・バリ島の神々を神秘的に描いた吉村誠司の「祭壇(バリ島にて)」
・春のイタリア・ベネチアの古い建物と咲きだした花を描いた松尾敏男の「刻(こく)」
・かつて武士が通ったことを想像させる道を描いた大野逸男の「柳生道」
などの作品が個人的には目を惹いた。
本年度受賞者
・内閣総理大臣賞:吉村誠司「祭壇(バリ島にて)」
・文部科学大臣賞:倉島重友「土の家」
・日本美術院賞(大観賞):岸野香「Trip」
・日本美術院賞(大観賞):村岡喜美男「曼珠沙華」
2010年12月19日観覧
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