2008年6月8日日曜日

赤毛のアン出版100年

 カナダのL.M.モンゴメリー(1874年―1942年)によって書かれた「赤毛のアン(Anne of Green Gables)が1908年に出版されて、今年が100年目にあたる。節目の年anniversaryで、劇団四季が「ミュージカル赤毛のアン」を上演するなどちょっとしたブームとなっている。
 「赤毛のアン」は、孤児の少女が手違いで老兄妹に引き取られ、愛情に恵まれ成長していく物語で、日本では敗戦の傷が癒えぬ1952年(昭和27年)に村岡花子(1893年―1968年)の翻訳で紹介され、今なお読み継がれている。

 NHK教育テレビの英語講座で、「3ヶ月トピック英会話」という番組があり、4月から6月期は、「『赤毛のアン』への旅~原書で親しむAnneの世界~」を開講している。ここでの講師は松本侑子(まつもと・ゆうこ)で、女優の松坂慶子がサポーターを務めている。
 放送は毎週火曜日の午後11時10分から20分間で、翌週火曜日の朝6時40分から再放送されている。

 松本侑子は元テレビ朝日社員で、久米宏司会の「ニュースステーション」初代お天気予報キャスター兼リポーターも務めた。1987年には「すばる文学賞」を受賞している。「赤毛のアン」関連本を数冊著していている小説家だ。
 美人である。早くからインターネットに注目しており、ネット活用術をテーマにした講演を聴いたことがある。1997年か1998年だったと思う。
 NHKの英語講座では、名場面の抜粋を丁寧に読み解説している。60の手習いの当方も「アンの世界」を勉強させてもらっている。
 ――というオチのない原稿でした。

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 以下蛇足ながら‥‥。
 美人といえば、「赤毛のアン」の講座は松坂慶子。「ガタビーは確信の表現」の項で書いた「リトル・チャロ カラダにしみこむ英会話」では、主人公のチャロ役を女優の純名りさが演じている。「英語が伝わる!100のツボ」では東京学芸大卒の高学歴タレント優木まおみが、サポーター役を務めている。
 松坂慶子、純名りさ、優木まおみのNHK語学講座に出演の3人――失礼ながらお三方、年齢の幅はかなりありそうだが、いずれも英語の発音はその容姿同様にきれいなのである。

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※蜘蛛巣丸太「草野球音備忘録」では人物名の敬称を省略しています。文章中で「主」の記憶違い・事実誤認・赤字などがありましたら、ご指摘くだされば幸いです。また赤字などの訂正、文章表現などの加筆は随時行っています。

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