2014年8月5日火曜日

木下惠介「二十四の瞳」

*東映と日活のO、大映と東宝のK、松竹と新東宝のA__  
昭和30年代 生家の至近に邦画二番館が3館あった。
映画通を気取ったガキだったが、
黒澤明より裕ちゃんでした ^_^)。


   
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木下惠介監督の映画「二十四の瞳」を観る。
高峰秀子主演 / 原作:壷井栄 / 1954年  

出  演
・高峰秀子:大石先生
・月丘夢路:マスノ
・井川邦子:松江
・田村高広;磯吉
・笠智衆:男先生
・夏川静江:大石先生の母
・天本英世:大石先生の夫

1928(昭和3)年大石先生は小豆島にある岬の分教場に赴任、1年生12人の受け持ちとなる。新米教師と12人の教え子はふれあい絆を深めていくが、軍靴の響きは近づき、否応なく太平洋戦争の渦の中に飲み込まれて行く。

仰げば尊し / 七つの子 / アニーローリー / 浜辺の歌 / 荒城の月 /
おぼろ月夜 / 埴生の宿 / 村の鍛冶屋 / 蛍の光 __唱歌あり、
露営の歌 / 暁に祈る __軍歌あり。
挿入歌を口ずさみながら観るのも一興です。

2度ほど観たことがあるが、
高峰秀子はやっぱり名優だと確信しましたよ。

大石先生の夫役が怪優天本英世だと初めて知りました。
男先生の妻が浦辺粂子でした。

浪花千栄子が意地悪そうな食堂の女将を演じています。
ちょい役ながら存在感はさすがです。

七人の侍 / 東京物語 / 浮雲 / 幕末太陽傳 /
などに引けを取らない名作だと思う。

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2014年8月3日観映 #38
映劇の芸

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