横浜駅東口のそごう美術館で「再興第97回院展」を観る。同人作家作品、受賞作など大作88点が展示されている。開催=2012年12月12日~28日。
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「お前、こんなことも知らずに観ていたのか」
『トリ頭』こと戸坂健作にバカにされた。
草野は真の美術愛好家というのではなく、美術館の静かな空間を好む。
よってアート素人だ。「院展」は何度か観ているが、「院展」とはどんなものか知らなかったのだ。
――以下トリ頭のひとくさり。
いいか、よく聴け。・院展とは日本美術院の日本画を対象にした公募展である。
・院展とは春と秋の2回あり、春は小品、復興展といわれる秋は大作が出品される。
だから、観てみろ。大ぶりな作品ばかりだろ?
秋の大作、秋野太作(あきの・たいさく)なんちゃってな。
昔は津坂匡章(つさか・まさあき)っていってたな。
再興展は1914年の大正3年から続き、今回で97回目だ。
お前みたいの奴を『インテン』ジェンスがないというのだ。ハイハイ、わかりました。
なにが「秋野太作」だ。それにしても渋い俳優が出てきたものだ。あきれたぞ。
余りにも下手くそなダジャレに話をさえぎったのだった。
どうせネットかなにかで得た知識だろう。
でも、奴の言うのも正論だ。
院展の基礎知識は知っておきたい。
2012年12月20日観覧
美博の館#49
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