ドラッカー本で甲子園めざす
2010年年間ベストセラー総合1位、岩崎夏海の*「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(ダイヤモンド社)を読む。
進学校の都立程久保高校の野球部は弱い。とても甲子園出場など夢のまた夢。その野球部に親友のたっての頼みで川島みなみは女子マネージャーを引き受ける。掲げた目標はなんと「野球部を甲子園に連れていく」。
みなみが書店で偶然手にしたドラッカーの経営書『マネジメント』を教科書に、指導者、部員らに意識改革を進め、甲子園をめざす物語。
目次
・プロローグ
・第1章 みなみは『マネジメント』に出会った
・第2章 みなみは野球部のマネジメントに取り組んだ
・第3章 みなみはマーケティングに取り組んだ
・第4章 みなみは専門家の通訳になろうとした
・第5章 みなみは人の強みを生かそうとした
・第6章 みなみはイノベーションに取り組んだ
・第7章 みなみは人事の問題に取り組んだ
・第8章 みなみは真摯さとは何かを考えた
・エピローグ
・あとがき
× × ×
甲子園とドラッカーという発想のユニークさ着眼点のよさ――岩崎夏海さんが只者じゃない証拠だろう。
『マネジメント』と女子マネージャー、英語の語源は同じだが、日本語の意味は違うよね。マネジメントは「経営」と訳し、野球部の女子マネージャーの仕事は「雑用係」だ。結びつけるには、ちょいと強引だが、軽く読ませてくれました。
萌え系イラストの表紙カバーもストーリーも少女漫画チックです。
2010年11月28日読了
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