*「姓は丹下、名は左膳」の大河内伝次郎__
桜井長一郎や林家木久蔵(現木久扇)の声帯模写で笑ったくちだが、
ガキのころにはすでに老け役で颯爽たる丹下左膳は初めてだった。
さすがレジェンド 風格が漂う。
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山中貞雄監督の映画「丹下左膳餘話 百萬両の壺」を観る。
原作:林不忘 / 1935年
出 演
・大河内伝次郎:丹下左膳
・喜代三:お藤
・沢村国太郎:柳生源三郎
柳生家の次男源三郎が婿入りに持たされた薄汚い壺。だがそれこそ百万両の在処(ありか)が示されている秘宝こけ猿の壺だった。ひょんなことから隻眼隻腕の浪人丹下左膳は、壺をめぐる騒動に巻き込まれる……。
× × ×
大河内伝次郎は戦前から
阪東妻三郎(バンツマ)/ 嵐寛寿郎(アラカン)/
片岡千恵蔵 / 市川右太衛門 / 長谷川一夫
と並び時代劇六大スターだった。
丹下左膳といえば大河内伝次郎の生涯の当たり役で
1935(昭和10)年 37歳時の作品です。
人情喜劇を生き生き演じています。
沢村国太郎は長門裕之と津川雅彦兄弟の父で、
妹に沢村貞子、弟に加東大介がいる。
山中貞雄は28歳で日中戦争で病死したそうで、
現存する作品は3本だけ。
夭折の天才監督と言われています。
テンポの語り口で随所に笑いを散りばめ、
79年前に製作した映画とはとても思えませんでした。
2014年7月9日観映 #27
映劇の芸
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