平清盛の3大偉業とは、
2 日本にお金(日宋貿易による宋銭)を普及させた
3 平安ポートアイランド(国際貿易港・神戸)を作った
となるそうな(4月に放送したTBS「今夜はヒストリー」の受け売りですが……)。
ガキのころの印象では、平清盛はどちらかというと驕(おご)れる悪役、源義経がスーパーヒーローで、源頼朝は身内にも冷徹な男だった。平家にあらずんば人にあらず――平家一門の全盛時代の中心人物が清盛だった。
が、どっこい。
清盛は信仰心の厚い、政治・経済感覚に優れ、武士の時代を築いた男だった。
保元元年(1156年)。平清盛は鳥羽上皇の命により高野山の根本大塔の再建を果たした。修理を終えた奥之院を参拝した際、どこからともなく老僧が現れ、
「安芸の厳島大社を修理すれば、平家一門は官位において並ぶものがないほど繁栄するであろう」と言い残し、もやのなかに姿を消した。あたりにはお香の薫りが漂っていた。
その老僧こそ弘法大師の化身と信じた清盛は、仁安3年(1168年)厳島神社を造営した。
現在の荘厳華麗な朱塗りの海上社殿、世界遺産を残したのは清盛だった。以来、厳島は平家の守り神となった。
海に浮かぶ社殿という発想が清盛の凄さなんでしょうな。
訪れたときは、大鳥居(重要文化財)は4月3日の暴風による破損で修理工事中(4月19日~6月18日)でした。工事用シートに覆われ、全容は観れず、残念だったなぁ。
それでも、・本殿(国宝)
・平舞台(国宝)
・高舞台(国宝)
・能舞台(重要文化財)
・反橋(重要文化財)
・廻廊(重要文化財)
と見所十分だった。
2012年5月17日観覧
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