*大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」(第45回=息子よ)
秀忠、江。
徳川を、日の本の国を頼んだぞ。
戦国の時代に終止符を打った徳川家康(北大路欣也)が静かに息を引きとった。
元和2年(1616年)4月17日、駿府城。豊臣滅亡からわずか1年のことだった。75歳だった。
× × ×
家康・北大路欣也の最期は、秀忠(向井理)との長年の冷戦状態も氷解し、仲むつまじい秀忠と江(上野樹里)に安心し切ったように、巨木にもたれ静かに目を閉じました。
このドラマでは終始、北大路の家康は熱演でしたな。
家康の死後、秀忠は江戸に戻り、世継ぎの問題の解決に臨みます。3代将軍を決定しなければなりません。竹千代(水原光太)を呼び、真意をただします。
竹千代は「世継ぎのことでしたら、国松にしてください。父上も、母上もそれを望んでいることと思います。私は弱き男。戦も好きではありません」と素直に告げます。秀忠が、「我が徳川が要となり、戦のない世の中を作るとしたら、どうであろう」と話を向けると、目を輝かせ「よきことにございます。それは誰よりも、母上が望んでいることにございます」と応えました。
このやりとりで、秀忠は竹千代の素直さにぐらりと傾きますな。
さらに、竹千代の化粧事件ですが、江は福(富田靖子)から真相が明らかになります。母を恋しさからの行動を知り、自らの手で育てられなかった負い目もあり江も竹千代へ傾斜します。
ドラマですから、その辺は心境の変化は急です。秀忠も江もナットク。一気に竹千代の3代将軍決定でした(笑)。
問題児だった竹千代もグ―ンと成長し、徳川の若君然としてきました。あれほどいがみ合っていた江と福の仲もいい具合になってきました。
ドラマは大団円に向っています。
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