2010年9月28日火曜日

池波正太郎「真田太平記(五)」

文治派と武断派の対立
 池波正太郎の「真田太平記(五)秀頼誕生」(新潮文庫)を読む。

 豊臣秀吉に念願の嫡男(秀頼)が生まれたが、死期が迫っていた。秀頼の将来を徳川家康以下5大老に託して、秀吉は逝く。秀吉が最も頼りにしていた前田利家も患い、衰弱していく。
 朝鮮出兵以来、豊臣家臣は文治派と武断派に分かれていたが、対立を抑えていたのは利家だった。その利家の病が悪化すると、2派は緊張状態に入った。
 家康が不気味に動き出した……。

目次:第5巻秀頼誕生
・秀頼誕生
・伏見の城
・追跡
・慶長元年
・落日
・角兵衛と佐助
・利家の死
・風雲

×  ×  ×

 向井佐助が修行を終え、草の者として一本立ちする。今後の活躍やいかに。
2010年9月28日読了

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