2013年10月10日木曜日

横山大観展:横浜美術館

*広島の名酒「醉心」と大観のゆかり__。    

  「横山大観展 良き師、良き友」を横浜・みなとみらいの横浜美術館で観る。開催=2013年10月5日〜11月24日。  
  近代日本画を代表する横山大観は、師である岡倉天心から薫陶を受け、大正期にともに歩んだ4人の友、今村紫紅(しこう)、小杉未醒(みせい)、小川芋銭(うせん)、冨田渓仙(けいせん)との交流から作風を築いた。本展では、約120点の作品で明治から昭和初期までの大観芸術に迫る。
 ✴横山大観(よこやま・たいかん)1868(明治元)年ー1958(昭和33)年  

本展構成    
第一章  良き師との出会い:大観と天心  
第二章  良き友__紫紅、未醒、芋銭、渓仙  
                                   :大正期のさらなる挑戦  
第三章  円熟期に至る    

×     ×     ×  

ミュージアムショップに広島の名酒「醉心」があった。
大観の絵(コピー)がボトルに貼ってある。
醉心とのタイアップはなぜ?
どゆこと?  (ちょっと流行言葉を使いたかったんだよね ポリポリ f^_^;)。

自宅で wikipedia を見てなるほどと納得した。
大酒飲みの大観の愛飲酒だった。

なんでも懇意にしていた醉心山根本店の社長、山根薫さんという方が、
彼の一生分の酒を提供したそうな。
断っておくが「一生」である。
「一升」ではない。
こんなスポンサーがあたしも欲しい ^_^)。
大観もお礼に年ごとに1作品を贈ったとか。

斗酒なお辞さず__。
大観は若い時分1升酒を飲んだ。
米の飯をほとんど食わずに酒を主食(飲)としていた。
歳ともに酒量は減り、
最晩年は5勺(1合の半分)程度だった。
それでも90歳の長寿を全うした。
酒飲みの鏡のようなご仁ですな ^_^)。

それしても醉心って辛口だよね。
飯替わりにする酒を飲んでみたいなぁ。
どうも酒の話になると、寄り道が多い。

さて、絵画である。
✴「屈原」(1898年)に惹かれた。
中国戦国時代の楚の政治家、屈原(くつげん)の歴史に題材をとった作品。
不遇な屈原を東京芸術学校(現・東京芸術大学)の校長職を追われた師の岡倉天心に重ねて描いたといわれる。
屈原に孤独が漂う。
敬愛する天心への想いが感じられますな。

✴「秋色」(1917年)の鹿もかわいい。
色ずいた葉、旬の秋にはグンと味わいがあります。

冨田渓仙の「祇園夜桜」は、大観の名作といわれる「夜桜」を描く想を得た作品。
「夜桜」は11月1日から公開で拝めなかった。
残念でした。

2013年10月8日観覧
美博の館#30

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2013年10月8日火曜日

高橋克彦「源内なかま講」

*平賀源内、蘭陽、春朗が源内焼探しの旅に      

  高橋克彦の「源内なかま講」(文春文庫)を読む。「だましゑ歌麿」「おこう紅絵暦」「京伝怪異帖」「春朗あわせ鏡」「蘭陽きらら舞」に次ぐ「だましゑシリーズ」。



  平賀源内がかつて拵(こしら)えた源内焼が今や江戸で高値を呼んでいる。死んだと世間を偽り自由の身となった源内は、その稀少な源内焼が故郷讃岐に埋蔵されていることを知り、役者の蘭陽と絵師の春朗(後の葛飾北斎)と連れ立って旅に出る。10編からなる連作短編集。  

目次
・打ち水
・源内焼
・船幽霊
・鬼ヶ島
・でれすけ
・香具若衆(こうぐわかしゅう)
・玉櫛笥(たまくしげ)
・屋島のたぬき
・手長
・厄介講

×     ×     ×    

平賀源内は多才多芸、まさにダ・ビンチですな。
発明家、作家、画家、植物学者そして陶芸家。
「源内焼」って高橋克彦さんの創作かと思ったら、
実際に存在した陶磁器なんですね。
勉強になりました( ポリポリ f^_^;) 。

「だましゑシリーズ」は歴史上の人物が登場することが魅力のひとつ。
喜多川歌麿、蔦屋重三郎、葛飾北斎、山東京伝、
長谷川平蔵、松平定信‥‥
今作では十辺舎一九が出てきました。
史実と創作が織りなす物語で歴史好きにはたまらないよね。

このシリーズもずいぶんと読みました。
・だましゑ歌麿  2009/9/24記        
・おこう紅絵暦 2009/9/11記  
・京伝怪異帖 2009/10/10記        
・春朗あわせ鏡 2009/10/16記  
つまり久びさのシリーズ再会でした。

2013年10月6日読了
読書の轍#18

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2013年10月3日木曜日

克美しげるさん エイトマン forever

  アニメ主題歌「エイトマン」や「さすらい」などのヒット曲で知られる歌手の克美しげるさんが亡くなっていた。死去は2013年2月27日で、マスコミの知るところとなったのは、死後7ヶ月経った10月1日だった。75歳だった。 *以下敬称略    

×     ×     ×      

訃報にyou tube で映像を探してみる。
まず「エイトマン」を聴く。
堂々たる声量。
あらためて巧い歌手だと思う。

♪ 光る海  光る大空  光る大地
   ゆこう  無限の  地平線  
作詞はなんとなんとマエタケこと前田武彦だった。
意外な発見に嬉しくなったぜ。
作曲は萩原哲晶。

続いて「さすらい」。
♪ 泣いてくれるな  流れの星よ
   可愛い瞳に  よく似てる
作詞・十二村哲、 作曲は北原じゅん。
これが代表曲かな。

最後に「片目のジャック」。
♪ 片目のジャックは行くよ
   夕陽に照らされて
ハリウッド映画の主題歌の日本語カバー。
西部劇の「情けは無用の男 お尋ね者」が主人公。
映画はマーロン・ブランド監督主演作。
訳詞は渡舟人、作曲はM・モーガン、編曲・小林郁夫だそうな。

殺人や覚せい剤事件を犯しダーティなイメージはあるけど、
紅白2度出場など実力派の歌手だったことは間違いないところだろう。

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2013年10月1日火曜日

10月・神無月も「酒在月」

♪ 10月は運動会で酒が飲めるぞ     
「酒飲み音頭」てえ歌があります。  
亡くなった呑兵衛(のんべい)の上司が、
宴会になると歌っていましたっけ。  


1年中行事イベントに託(かこつ)けて、
やたらめったら飲んじゃうのだよね ^_^)。   
                          

1月は正月/2月は豆まき/3月はひな祭り/4月は花見    
5月は子どもの日/6月は田植え/7月は七夕    
8月はお盆/9月は台風   


そして10月は運動会となるのだよね。  

11月なんてひどいぜ、なんでもないけど酒が飲めるぞ
そして12月はどさくさで酒が飲めるぞ  


以上はバラクーダのヴァージョンだけど、歌詞はいろいろあるそうな。 


そういえば、「兵隊さんよありがとう」の節で、
♪ 今日も楽しく飲めるのは 兵隊さんのおかげです
なんてえ非国民な替え唄もありました ^_^)。 


とにもかくにも10月・神無月。
出雲地方じゃ「神在月」(かみありづき)
――語源の俗説(定説?)は周知のことなので割愛。
神さまが居ても居なくても関係なし、
1年中毎月が「酒在月」ですな。 


相も変わらぬ愚にもつかない駄文で失礼しました m*_*m)。

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