2021年6月15日火曜日

俳優 小林亜星さん FOREVER

*「北の宿から」などで知られる作曲家であり,ドラマ「寺内貫太郎一家」の主演で親しまれた小林亜星さんが,5月30日に亡くなっていたことが,14日分かった。

まず思い浮んだのは映画「冬の華」でした。


「冬の華」は高倉健主演の1978年東映作品です。



監督は降旗康男・倉本聰脚本。

あらすじ・キャストは 2019/12/17 拙blogで__。


亜星さんはカラオケ好きのヤクザの幹部役でした。

劇中でさて何を歌ったかは忘れましたが,さすがの歌唱でした。クラブで酒を飲らずにオロナミンCをバカ飲みしていました。


健さん演じる主人公の出所祝いに,親分の藤田進がシャガールの絵画を贈るのですが,「あれ,高かったんでしょう?」と言って,その俗物っぽさに親分のひんしゅくをかうシーンがありました。


端役の亜星さんを何故ディテールまで覚えているのだろうか。


「寺内貫太郎一家」ではズブの素人ながら主演を務めました。石屋の親方で頑固親父の役でした。西城秀樹をぶっ飛ばし,ちゃぶ台をひっ繰り返す大暴れシーンがお決まりでした。


悠木千帆(樹木希林),伴淳三郎,由利徹,左とん平ら芸達者との共演でしたが,遜色ありませんでした。見劣りせず主役然としていました。


小林亜星そのものが芝居を成立させてしまう。

巨体風貌が演技を超えた存在感を醸し出していた。

訃報に接し,そんな思いにかられました。


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