*プロ野球ヤクルト球団で昭和40年代から50年代かけて活躍した安田猛さんが亡くなった。73歳だった。(以下敬称略)
安田猛の存在を光らせたは、全盛期の王貞治を牛耳ったことだろう。
稀代の大打者を通算打率.254、被本塁打10本に抑えている。
『王キラー』の異名をとった。
・当時のエースVS王(巨人)
平松政次(大洋) 通算打率.370 本塁打25
星野仙一(中日) 通算打率.318 本塁打24
江夏 豊 (阪神) 通算打率.287 本塁打20
一本足の王のタイミングをずらすのが巧みだった。王の右足が上げり静止する直前にクイックで投げたり、静止してからはゆっくりボールを長く持ち(間をとり)焦らして投げたりしていた。
ストラクゾーンの左右高低を自在に使う制球力もあった。ときとしてど真ん中に投じて意表をつく度胸の良さもあった。左打者から球が見えづらいサイドスロー左腕ということも有利に働いた気がするが、最高速度130キロ台の遅い球でよくぞ世界の王を翻弄すると、ヤクルト担当記者は感心して観ていた。
173センチの小柄でズングリ体型の見た目からか、そのプレースタイルは『ペンギン投法』と呼ばれた。
ペンギンはフラミンゴをカモにした。
通算成績=93勝80敗 防御率3・26 最優秀防御率2度、81イニング無四死球のプロ野球記録 1972年新人王
#RIPペンギン安田猛さん
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