特別展「ボストン美術館 日本美術の至宝」(2012年3月20日~6月20日)を東京・上野の東京国立博物館で観る。
日本美術の収集で知られるボストン美術館、その数10万余点におよぶ。
このコレクションは、明治初期に来日し、廃仏毀釈の時代に日本美術を理解し保護した・アーネスト・フェノロサ(1853年―1908年)
・ウィリアム・スタージス・ビゲロー(1850年―1926年)
の二人の米国人と、
・岡倉天心(1863年―1913年)
の尽力によるところが大きい、というプロローグで始まり、
・快慶作の「弥勒菩薩立像」
そして
・吉備大臣入唐絵巻
・平治物語絵巻
さらに
・長谷川等伯の「龍虎図屏風」
・伊藤若冲の「鸚鵡図」
・尾形光琳の「松島図屏風」
と続き、エピローグは
・曽我蕭白の「雲龍図」
で締める。
日本美術の粋を魅せてくれる贅沢な展示になっている。
本展構成
・プロローグ:コレクションのはじまり・第1章:仏のかたち 神のすがた
・第2章:海を渡った二大絵巻
・第3章:静寂と輝き―中世水墨画と初期狩野派
・第4章:華ひらく近世絵画
・第5章:奇才 曽我蕭白
・第6章:アメリカ人を魅了した日本のわざ―刀剣と染織
快慶の「弥勒菩薩立像」は神々しい。
最近NHKBSプレミアムの番組で剛力彩芽が出演し、奈良・中宮寺の「菩薩半跏像」を紹介していて、そこで初めて仏像の種類が、
・如来・菩薩
・明王
・天部
と4段階あることを知った未熟者だが、「弥勒菩薩立像」は美しく、日本にあれば、国宝級のシロモノではないだろうか。
目を惹いたのは曽我蕭白(そが・しょうはく)の「雲龍図」。1911年にボストン美術館に保管されたときは襖からはがされた状態だったが、このほど修復され、巨大な龍が眠りから覚めた。日本初公開となった。
どの蕭白作品も力感あふれ奔放であり、ときに滑稽さが感じられた。
2012年4月5日観覧
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