2008年10月25日土曜日

英語小話:dried bonito

 英語で鰹(カツオ)はbonito、鰹節はdried bonitoという。

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 冷凍カツオの取引価格が急落しているというニュースを、テレビで知った。国内の水揚量6割を扱う静岡・焼津港で2008年10月から下落し、9月に1キロ200円台の価格が、10月には100円台になった、という。大いに業者を悩ませている。
 金融危機による世界的な景気悪化に加え、ユーロ安、ドル安が加速して、外国の缶詰企業が買い控えていることが影響しているらしい。
 海外では冷凍カツオはツナ缶に使用されるが、日本では主に鰹節の原料となる。

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 冷凍カツオのニュースから鰹節の英語小話を思い出した。

 日本人の中年男性と妙齢なイタリア人女性が英語で話をしていた。
 話題は日本料理のことになった。和食の代表的な調味料である鰹節を説明する段になり、日本人男性は「カツオを英語でなんというか」、度忘れした。
 咄嗟に、「ドライド カツオ」といったのである。

 かのイタリア人女性は顔を赤らめ“too big!” と感嘆の声を上げた。

 イタリア語で「カツオ」というと、「男性シンボル」を指すそうだ。お後がよろしいようで‥‥。

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※蜘蛛巣丸太巣での草野球音の記憶違い・事実誤認・赤字などありましたら、ご指摘くだされば幸いです。また赤字などの訂正、文章表現などの加筆は随時行っています。

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