2016年1月23日土曜日

石原裕次郎「嵐を呼ぶ男」

*昭和32年歳末 扉がやっと閉められるほど満員の映画館。
1回目は立ち見で2回目は空いた席を見つけて観たっけ。
石原裕次郎を一躍国民的スターに押し上げた作品。
あの10歳が古希近し それでも映像が鮮明に蘇る(シミジミ)   ×   ×  



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井上梅次原作・監督×石原裕次郎主演の映画「嵐を呼ぶ男」を観る。
脚本 : 井上梅次、西島大 / 日活1957年 /

出  演
・石原裕次郎 : 国分正一
・北原三枝 : 福島美弥子
・芦川いづみ : 島みどり
・青山恭二 : 国分英次
・金子信雄 : 左京徹
・白木マリ(白木万理) : メリー
・笈田敏夫 : チャーリー
・岡田真澄 / 小夜福子 / 安部徹 / 高品格 / 榎木兵衛 /

戦後から10余年。ジャズが巷に溢れている。銀座でギターを持って流しをする国分正一は音楽の才能はあるが、喧嘩ぱやい。そんな正一を弟の恭二は人気ジャズバンド『福島慎介とシックスジョーカーズ』の女性マネージャー美弥子に売り込んでいた。
『シックスジョーカーズ』のドラマー、チャーリーは美弥子と恋仲だったが、最近ダンサーのメリーにご執心だ。ステージをすっぽかしたチャーリーの代役に、美弥子が正一を抜擢すると、正一は堂々たるドラムを披露した。

国分正一が喧嘩で怪我した包帯の左手でマイクを引き寄せ、
右手のスティックでリズムをとりながら歌う。
♪ 俺らはドラマー  やくざなドラマー
    俺らがおこれば  嵐を呼ぶぜ

チャーリー役の笈田敏夫とのドラム合戦。
邦画史上に残る名シーンで何回観てもかっこいい。
作詞 : 井上梅次 / 作曲 : 大森盛太郎 /
渡哲也や近藤真彦がリメイクしているが、
この役は裕次郎しかいないね。

渡辺美佐をモデルとしたといわれる女マネージャーの
北原三枝は颯爽と美しい。
アパート大家の娘役の芦川いづみが可憐だ。

川崎駅東口の映画街ミスタウンの封切館で観た。生まれ育ったのは川崎駅から京浜工業地帯へ向かった中間地点の商店街。近所に二番館(封切り2、3ヶ月後に上映)は3館あったが、めったに封切りは贅沢で縁がなかった。
60年近い歳月が流れても場面や俳優の台詞までまざまざと思い出した。
映画好きのませたガキでした f^_^;)。

拙ブログ「石原裕次郎」関連
川島雄三「幕末太陽傳」2014/05/27
杉浦直樹さん⇨「錆びたナイフ」2011/09/24

dtv
2016年1月21日観映 #161
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