2015年5月19日火曜日

黒澤明×志村喬「生きる」

*MLBマーリンズ・イチローがベーブ・ルースに並んだ 2015/05/18。
通算2873安打で歴代42位 / 1位ピート・ローズ4256 /
2位タイ・カッブ4192 / 米2873+日本1278=4151安打 /
伝説のヒットマンにまた箔がつきました ^_^)   ×    ×  


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黒澤明監督の映画「生きる」を観る。
脚本:黒澤明・橋本忍・小国英雄 / 1952年 /

出  演
・志村喬:渡邊勘治
・小田切みき:小田切とめ
・日守新一:木村
・金子信雄:勘治の長男 光男
・中村伸郎:助役
・伊藤雄之助:作家
・藤原釜足 / 左卜全 / 田中春男 / 千秋実 / 小川虎之助
・浦辺粂子 / 菅井きん / 南美江 / 三好栄子

市役所の市民課長の渡邊勘治は、かつての情熱は失せ平々凡々と勤めてきた。ある日、胃の調子が悪く病院で検査し、胃がんであることを悟る。余命いくばくもない。死への不安から大いに悩み動揺した。

市役所の部下の小田切とめが渡邊課長に付けたあだ名が「ミイラ」、
存在は希薄で生きてはいるが、死んだようだったのだろう。
そんな《死に体》が余命を知り目覚め《生きる》。

なぜ生きるのか__普遍的なテーマですな。

雪の舞う公園でブランコをこぎながら
♪ 命短し 恋せよ乙女
口ずさむ志村喬の姿が印象に残ります。
・ゴンドラの唄
吉井勇作詞 / 中山晋平作曲

出演者を観ているだけで愉しい。

日守新一(ひもり・しんいち)久びさに会ったなぁ。
通夜の席で課長の渡邊を擁護する重要な役どころだった。
木っ端役人の田中春男も千秋実、
部下の手柄は自分の手柄としようとする助役の中村伸郎、
いかにも下町のおかみさんって感じの三好栄子、菅井きん。

キャバレーのピアニストに市村俊幸、
その客で美男がいたぞ。小泉博だ。
バーのママに丹阿弥八津子(たんあみ・やつこ)。
ヤクザの親分に宮口精二、若頭に加東大介。

ちなみに、とめ役の小田切みきは四方晴美のお母さんで旦那さんは安井昌二。

拙ブログ「黒澤明」関連
「用心棒」2015/05/14
「野良犬」2015/04/30
「静かなる決闘」2014/09/09
「羅生門」2014/08/23

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2015年5月18日観映 #38
映劇の芸

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