1930年代前半から日本映画のトーキー化が進みます。
それまでは無声で映画館に説明役がいました。
1930年アメリカ映画「モロッコ」を観る。
ジョセフ・フォン・スタンバーグ監督 / ベノ・ヴィグニー原作 /
マレーネ・ディートリッヒ×ゲイリー・クーパー主演 /
日本初の字幕スーパー付きトーキー(1931年公開)
出 演
・マレーネ・ディートリッヒ:アミー・ジョリー
・ゲイリー・クーパー:トム・ブラウン
・アドルフ・マンジュー:ベシェール
女たらしの外人部隊の兵士トム・ブラウンは、駐在しているモロッコの酒場で歌手のアミー・ジョリーと出会い恋におちる。
ディートリッヒが魅力的です。
生きることに倦怠した謎の美女。
アンニュイなんていうでしょうね、こんな雰囲気を。
彼女のハリウッドデビュー作。
84年も前にヒットした洒落た名画でした。
・活弁(かつべん)
《「活動写真弁士」の略》無声映画時代、映画上映中に画面の人物のせりふをしゃべり、話の筋を説明した職業の人。弁士。活動弁士。
・トーキー【talkie】
音声の出る映画。音声はフィルムのへりのサウンドトラックに録音され、映像と同時に再生される。発声映画。→サイレント映画
__いずれもデジタル大辞泉の解説
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2014年9月25日観映 #49
映劇の芸
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