あくまで可憐である。
像高153cm体重わずか15kg。折れそうなほどに細い手。
超スリムなお姿でもう1300年も立ち続けている。
伎芸天が壇蜜サンなら、
阿修羅は『剛力彩芽ちゃん』だった。
細身をぐっと抱き寄せたくなる――
守ってやりたい感情が沸いてくる――そんな美少女。
ランチパックだかのテレビCMでダンスを見せている、
あの剛力彩芽の手足のスリムさが阿修羅さまと重なった。
阿修羅は元々インド神話の戦闘の鬼神で帝釈天と激しく闘ったという。
「修羅場」とは阿修羅と帝釈天が争った場所に由来する。本来荒々しい男のイメージだが、
この像は観る人を優しさや和みで包み込むのだ。
阿修羅さまとは4年ぶりの再会である。
あちらさんは覚えちゃいないだろうが、2009年春のトーハク(東京国立博物館)で
「興福寺創建1300年記念 国宝阿修羅展」が開催され、
その尊顔を拝している ・2009年4月16日blog記。
*阿修羅像
734年(天平6年)光明皇后が母・橘三千代の供養ため像像された八部衆の一体。三面六臂。脱活乾漆造。天部。国宝。
2013年3月23日観覧
美博の館#10
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