2012年4月5日木曜日

伝説の強打者・榎本喜八さん forever

90%超でスタンドインしたフリー打撃  
 毎日(現ロッテ)などで活躍し、2度の首位打者に輝いた伝説の強打者、榎本喜八(えのもと・きはち)さんが亡くなった。2012314日のことで、75歳だった。※以下敬称略

×  ×  ×

 伝説男・榎本喜八の凄さを物語るエピソードを紹介したい。



 問矢福雄(といや・ふくお)というロッテ・オリオンズに在籍したプロ野球選手を知っているだろうか。知っている方はかなりの野球通だろう。

二松学舎大付属高校から1969年ドラフト4位でロッテ入り。1974年の広島でプレーを最後に引退した左打ちのパンチ力のある一塁手。通算3年の成績は、13分2厘、本塁打1本。未完の大器だった。

 1981年ころ、現役引退後にサラリーマンをしながら草野球を楽しんでいた問矢と、出くわした。
 私は19721973年の2年間ロッテ担当記者を務めたことがある。
 その時、榎本喜八の打撃を彼が語ったのだ。

 彼がロッテ入団した1970年(昭和45年)。
 荒川区南千住の本拠地・東京スタジアム。
 大映の永田雅一が私財を投げうち建てた球場。
 峠を越えた榎本だったが、そのフリー打撃に戦慄したという。

 榎本の打球は90%超の確率で東京スタジアムの右中間スタンドに突き刺さった。
 完璧なスウィングで正確にミ―トされた打球はすべて弾丸ライナーであった。
 打ち損じなし。

 なにやら真剣で稽古をする剣豪の趣きだった。

 プロ野球選手とはこんなにも圧倒的な技術を磨きあげた存在なのか。

 東京スタジアムは左中間、右中間にふくらみがない本塁打量産球場といわれた。
 フリー打撃は打者の調整練習であり、打ちやすい球を打撃投手が投げるのが一般的である。
 だが、しかし……。
 ほとんど完璧にスタンドに入れる選手など聞いたことがない。

 「打撃の神様」といわれ絶好調時には球が止まって見えた川上哲治でも、なしえない境地ではないか。

 神の領域に限りなく近い男だった――といったら、言い過ぎだろうか。

×  ×  ×

*榎本喜八の通算成績
 18年間・2222試合 9002打席7763打数2314安打 打率298厘 246本塁打 979打点
2000本安打は最年少317カ月で達成(日米通算ではイチローが上回る)
 殿堂入りを果たしても文句のない実績なのだが……。

伝説の野球人がまたひとり消えた。

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2012年3月31日土曜日

ひょんなことで徳武定祐さん

予期せぬ出遭いがある。
芸能面で徳武定祐さんの名前を見つけた。
2012331日付日刊スポーツ。

歌手の郷ひろみと徳武さんの息女が結婚するというめでたい話である。
ところで、徳武定祐(とくたけ・さだゆき)さんって誰?

旧名の定之の方が、懐かしさを感じる方が多いかもしれない。
元プロ野球選手で国鉄、中日に在籍し、ロッテ、中日でもコーチを務めた。

早稲田大学の三塁手、ベストナインに輝くこと5度。
球史に残る熱闘・1960年(昭和35年)早慶6連戦を制した立早稲田の役者でもある。
安藤元博の驚異的な粘投があった。
鳴り物入りで国鉄(現ヤクルト)に入団した。

早稲田事業時代は、王貞治、醍醐猛夫と大型打線を組み、
1956年夏の甲子園大会に出場している。
3番・醍醐猛夫(毎日―大毎―東京―ロッテ)
4番・徳武定祐(国鉄―中日)
5番・王貞治(巨人)

彼の球歴は、早稲田大学時代が一番光っていたと思う。
芸能面を読みながらの昔語りでした。

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宮沢賢治・詩と絵の宇宙展

レアですぞ賢治の「雨ニモマケズ手帳」
横浜駅東口のそごう美術館で「宮沢賢治・詩と絵の宇宙 雨ニモマケズの心」展(2012329日~422日)を観る。


「注文の多い料理店」「銀河鉄道の夜」「風の又三郎」など多くの童話や、「雨ニモマケズ」などの詩作で広く知られる宮沢賢治(みやざわ・けんじ=1896年―1933年)。本展では、賢治作品に添えられた挿絵原画約250点と、彼が記した「雨ニモマケズ手帳」、彼自身の水彩画と関連資料を展示している。

彼の生年に起きた明治三陸地震、亡くなる2カ月前に起きた昭和三陸沖地震。そして東日本大震災からの復興が進む今、賢治に注目しようという展覧会の趣旨だが、単純に賢治ワールドを愉しみたい。

レアな彼の手帳、水彩画や童話の挿絵で心が穏やかになる。
2012329日観覧

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2012年3月29日木曜日

子はかすがい・孫は生きがい

かすがい・生きがい・タフガイ・マイトガイ
「かすがい」は「鎹」と書く。
建材などの合わせ目に打ち込む、両端の曲がったコの字状の大釘。

「子は鎹」とは、
子どもへの愛情から夫婦の仲がなごやかになり、縁がつなぎ保たれることのたとえ。

「生きがい」とは、
人生の意味や価値など、人の生を鼓舞し、その人の生を根拠づけるものを広く指す。

15カ月の孫がいる。
男の子。
娘夫婦がスープの冷めない距離に住んでいて、ちょくちょく孫の顔を見ることができる。
心穏やかになる。
ほのぼのと幸せだと感じる。

子はかすがい・孫は生きがい――。
強く感じる今日この頃です。

♪なんでこんなに 可愛いのかよ
 孫という名の 宝物
さくらんぼ農家の大泉逸郎さんが歌っていましたっけ。
「孫」は、作詞・荒木良治、作曲は大泉逸郎です。

「――ガイ」といえば、その昔
・タフガイ裕次郎
・マイトガイ旭
なんて日活の男優にニックネームがありましたぞ。

ダイヤモンドラインのお仲間である赤木圭一郎や和田浩治にもきっと異名はあっただろうけど、覚えていないなぁ。
赤木圭一郎はやはり「トニー」だよね。
小林旭の「マイトガイ」の「マイト」は「ダイナマイト」の意味。
「ダイナマイトが百五十屯」なんて歌もあったけ。

ラーメン・つけ麺・僕イケメン
なにやら、狩野英孝のギャクみたいになって受けないまま、ゆる~い〆です(笑)。

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