2016年5月13日金曜日

糟糠の妻

『糟糠の妻』なんて言葉があります。なんだよ突然? 
世界のニナガワ 蜷川幸雄さんの奥さま真山知子さんのことです。
蜷川さんが凡庸な役者だったころ真山さんは売れっ子女優でした。眼力があり悪女役が似合っていたな。今なら菜々緒って感じかな。







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訃報 : 演出家 蜷川幸雄さん 80歳=2016/05/12  
どうでもいいっちゃいいことを思い出しました(シミジミ)。

・糟糠の妻
糟は「酒粕(さけかす)」糠は「ぬか」
つまり粗食の意味で、食うや食わずの貧しいときをともに過ごした妻。

蜷川幸雄さんの最期の言葉は、たまたも病室に奥さまがいないときに、
「真山は?」と言ったと実花さんが明らかにいている。
最愛の妻の芸名だったのですな。

2016年5月8日日曜日

降旗康男×高倉健「駅 STATION」

*武蔵白石という駅がある。JR東日本鶴見線。
生まれは川崎で川崎駅から海よりの京浜工業地帯へ向かった中間点。
海のドン突きにある武蔵白石駅から電車に乗り、鶴見の総持寺
(通称本山)に遊びに行ったのは小学生前だったろうか。    ×    ×    

  
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高倉健主演の映画「駅 STATION」を観る。
降旗康男監督 / 1981年 /
脚本;倉本聰  / 音楽:宇崎竜童  / 撮影:木村大作 /

出  演
・高倉健;三上英次
・倍賞千恵子:桐子
・いしだあゆみ:直子
・烏丸せつこ:すず子
・古手川祐子:冬子
・宇崎竜童:木下雪夫
・池部良 / 大滝秀治 / 小林稔侍 / 北林谷栄 / 名古屋章 /
・田中邦衛 / 武田鉄矢 / 小松政夫 /
・根津甚八 / 室田日出男 / 阿藤快 /

メキシコ五輪の前年1967年。三上英次は警察官の過酷な勤務とオリンピック射撃候補選手としての練習が重なり、結婚生活が破綻し妻直子と離婚した。
1976年。五輪射撃コーチのかたわら連続暴行魔を追う英次は、犯人として浮上した吉松五郎(根津甚八)の妹すず子を尾行する。
1979年末。警察官を辞職することを決め故郷雄冬に向かうが、連絡船が欠航したため増毛で足どめとなり、ふいと居酒屋『桐子』に入った。
射撃選手であり警察官である主人公と3人の女性との宿命的な出逢いと別れを三部構成で描く。

女が哀しい。
銭函駅から離れる列車から敬礼する直子(いしだあゆみ)。
目の前で兄が逮捕されるすず子(烏丸せつこ)。
八代亜紀の『舟唄』が流れるなか英次の胸にしなだれる桐子(倍賞千恵子)。
これでもかという雪のシーンにより迫るものがあります。

1968年1月に自殺した円谷幸吉選手(東京五輪マラソン銅メダル)がテレビに映し出され、それを見つめる英次が己の心境と重ねる場面が印象に残りました。

笑うのは武田鉄矢のカメオ出演です。
列車で眠り込む英次に寄りかかられ迷惑顔だったが、自分も寝入ってしまう乗客を演じています。
倉本聰脚本に高倉健主演「冬の華」という映画がありました。
シャガールの絵が好きなヤクザの親分が出てくるんだよね。

拙ブログ「高倉健」関連
「夜叉」2015/12/10
日本の男 高倉健さん forever 2014/11/18
続 日本の男 高倉健さん forever 2014/11/20
続々 日本の男 高倉健さん forever 2014/11/22
「昭和残侠伝 死んで貰います」2015/02/19
「網走番外地」2014/12/23
「昭和残侠伝」2014/12/04
「君よ憤怒の河を渉れ」2014/10/16
「飢餓海峡」2014/09/06
「幸福の黄色いハンカチ」2014/06/14
「居酒屋兆治」2014/06/10

TV録画
2016年5月7日観映 #172
映劇の芸

2016年5月5日木曜日

黒澤明「どん底」

*人生の『どん底』だったかもしれない。何がって?
2016年前半の運勢ですよ。2月に腰部脊柱管狭窄症。
3月に頚椎症性脊髄症と2度の手術で42日間の入院生活。
底からは這い上がるだけ。上を向いて歩くだけです ^_^)   ×     ×    













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黒澤明監督の映画「どん底」を観る。
ゴーリキーの同名戯曲の翻案 / 脚本:黒澤明、小国英雄 / 1957年 /

出  演
・三船敏郎:泥棒の捨吉
・山田五十鈴:大家の女房お杉
・香川京子:お杉の妹かよ
・中村鴈治郎:大家の六兵衛
・千秋実:豚様
・藤原釜足:酒毒に侵された役者
・三井弘次:遊び人の喜三郎
・左卜全:お遍路の嘉平
・根岸明美:夜鷹のおせん
・東野英治郎:鋳掛屋の留吉
・ 清川虹子 / 三好栄子 /上田吉二郎 / 田中春男 / 藤木悠 /

江戸の場末、崖下の長屋。そこはまさに人生の掃き溜め、どん底の住民の集まりだった。泥棒で喧嘩ぱやい捨吉、殿様という御家人の成れの果て、アル中の役者、遊び人の喜三郎らが住んでいた。捨吉は大家の女房お杉と関係を結びながらも、その妹かよにぞっこんだった。
ある日、そんな長屋にお遍路の嘉平が舞い込んでくる。

出演者の序列は三船敏郎、山田五十鈴となり、
次に香川京子、中村鴈治郎となるが、これは群像劇です。

あえて主役を挙げれば左卜全の嘉平かもしれない。
筋を引っ張る役目をしているからです。
それにしても名優、芸達者ばかり揃えたもんです。
酒毒にやられた役者の藤原釜足、遊び人の三井弘次は上手いな。

拙ブログ「黒澤明」関連
「姿三四郎」 2016/03/23
「白痴」2015/12/03
「醜聞 スキャンダル」2015/11/21
「七人の侍」2015/10/29
「隠し砦の三悪人」2015/10/01
「悪い奴ほどよく眠る」2015/08/08
「蜘蛛巣城」2015/07/25
「醉いどれ天使」2015/06/02
「生きる」2015/05/19 
「用心棒」2015/05/14
「野良犬」2015/04/30
「静かなる決闘」2014/09/09
「羅生門」2014/08/2

拙ブログ関連
頚椎症性脊髄症の手術体験記 2016/04/12
腰部脊柱管狭窄症の手術体験記 2016/02/20

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2016年5月4日観映 #171
映劇の芸

2016年4月28日木曜日

戸川昌子さん「猟人日記」forever

*かれこれ50年も前なんですな。何がって?
「猟人日記」戸川昌子さん原作が同名映画化されたのは、
1964年のことで東京五輪のあった年です。
紅顔の高校生でした ^_^)    ×     ×  













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訃報:シャンソン歌手で作家の戸川昌子さん 85歳=2016/04/26。

映画「猟人日記」1964年(昭和39年)
中平康監督 浅野辰雄脚本 日活
夜な夜な美女をハントしその経緯を日記に記す中年紳士を仲谷昇が演じ、戸川昌子さんも重要な役で出演していましたっけ。

かなりのセックス描写がありました。
あらためてキャストをみると、十朱幸代や山本陽子が出ていたんですねえ。まったく記憶にない。
仲谷昇とハイミスの稲野和子の濡れ場が激しかったことが鮮明です。
若かったんですな。